所長 森下のひとりごとブログ 

生駒市のH様、敷地造成工事が進んでいます。

奈良県生駒市で注文住宅の家づくりをするランドマークです。

建物自体も、敷地造成も設計をしていて、建物にピッタリのサイズで擁壁の

設計をして、工事をしています。

IMG_5163.JPG擁壁の高さや長さなど、全体の計画をして、設計をし、工事業者に指示をして

います。

道路の勾配がありますので、GL(地盤面)より大幅に低くなる道路境界には、

擁壁が必要になります。

IMG_5165.JPG擁壁はその前の地盤面より、35cm以上かつ高さの15%以上の根入れが必要で、

その総高さの80~90%の底版の幅が必要になります。

これは、擁壁の安定計算からで、

●底版の接地圧が地盤の支持力以下になるか

●擁壁が滑らないか

●擁壁が転倒しないか

の計算をして、断面設計をしますが、一般に出来上がりの高さからは、

想像以上の幅の大きな底版になります。

底版の寸法以上に建物を境界から離しますので、敷地造成と建築の総合した

設計が求められます。

IMG_5168.JPG少し見えにくいですが、擁壁の出隅には面木を型枠に打ち、45°の面取りを

するのも抜かりなくすることになります。

逆に、背面の土圧を受ける接地面が50cm以下のブロックなどの土留めや、

50cm以上でも、宅造工事の対象でない中空の人工地盤など、必ずしも擁壁でない

構造物も駆使して、設計します。

住宅は土地選びから、建物の企画設計と総合した提案をすることになりますので、

土地探しからご相談を承っています。



 
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