橿原市のH様、気密検査をしました。
奈良県橿原市で注文住宅の家づくりをしています。
ランドマークの特徴の一つは、特許の遮熱工法。
屋根と壁の5面、全面をアルミシートと硬質ウレタンで覆う遮熱工法は、
国内では最高水準の気密性があり、遮熱工法を構築しています。
このたび、橿原市のH様の住宅の遮熱工事にあわせて、気密検査を実施しました。
その結果、C=0.5c㎡/㎡という驚異的な気密性の数値がでました。
気密性の尺度のC値とは、
住宅における相当隙間面積のことで、 建物全体にある隙間面積(cm2)を
延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
この数値が小さいほど、隙間が無く性能が良いことになります。
このC値は、過去には、国の作る基準がありました。
「平成11年次世代省エネ基準における気密性能基準」です。
それでは、奈良県の地域区分では、C値5c㎡/㎡未満の隙間とされてきました。
例えば100㎡(30坪)の延べ面積の家では、
C値5.0の場合は、家全体で500cm2の隙間になりますので、
このH様の家の測定値はC値=0.5c㎡/㎡でしたので、
30坪の家換算で、家全体で50c㎡の隙間ですから、名刺1枚分の隙間しかない
ことになります。・・・壁と屋根すべてでの隙間です。
いくら断熱材があっても、隙間が大きいと冷暖房効果は上がりません。
このC値の国の基準が何故、5.0と緩かったのか、その後、その基準さえ消滅した
のか、一般的な住宅工法では、この緩い基準でさえクリアできない場合があったから
ではないでしょうか。
さらに、太陽光の輻射熱を95%反射する特許のアルミシートで屋根・壁の全面を
覆いますので、効果的な断熱工法になります。