奈良市のI様、基礎工事を進めています。

奈良県奈良市で上質な注文住宅を建てるランドマークです。

杭打ちが終わり、地盤補強ができましたので、

基礎工事を進めています。

IMG_2076.JPG基礎本体の下になるところで、防湿シートをひいています。

この上にべた基礎になるコンクリートスラブが載ります。

IMG_2075.JPG外周部分は基礎が載る部分で基礎の厚さが大きくなります。

IMG_2085.JPG敷地境界には大きなL型擁壁を宅造工事で施工しましたので、

その擁壁のスラブに載らないように建物を配置しています。

この部分は杭を打ち、L型擁壁のスラブの上部にに建物を載せても

法的には適合してはいますが、

擁壁は弾性の地盤に載るのが構造のモデルになりますので、

載せないようにするのが設計者の判断です。

建物の基礎はびくともしませんが、擁壁は、構造が効く際に若干前側に

数CM膨らみ、その分、L型擁壁の底版が浮いたり沈んだりと動きます。

この配慮は設計者が構造系の設計者であれば理解できます。

建築士は構造系の人だけでなく意匠系の人など様々で、

それにより建物の設計が影響されます。

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