和の趣、 時雨亭 は気品を感じる!・・・家づくり。
昨日は金沢へ出張でした。
金沢といえば、 「時雨亭」 と言っても、なかなかご存じでないかもしれません。
でも 「兼六園」 は有名ですね。
加賀100万石の権勢を象徴する 、 回遊式庭園 「兼六園」 の中にある、優美な
建物が 「時雨亭(しぐれてい)」 。
この建物は、明治に取り壊されたものを、平成12年に、設計図を元に復元。
ここでの、お抹茶と和菓子は、粋です。
特に、縁側の素晴らしさは、他に例を見ないもの。
家の一角にこんな雰囲気の濡縁や、広縁を造りたいと思うのは、私だけでしょうか。
平成の建築らしく、エアコン用のグリルもさりげなく、造りこまれてます。
和の建物の価値は、金額で測るものでないことが、わかる角度。
夢のようですが、夢ではありません。
都市郊外の土地に建てる平屋では、十分、ありうる家です。
感動で震える(奮える)心で、時雨亭をあとに。
そのそばには、 「夕顔亭」 も。
質の良い、品の良い家を、創る、その思いが間違いでなかった、確信を持ち、
この金沢出張をふりかえっています。決して、夢の家ではありません。