定点観測。
定点観測。
こう言って、年1回、夏の例会の時、大学の鉄道研究会の仲間と、
阪急グランドビルの定点から、大阪駅の変貌を、写真に収めています。
2011年の夏は、
阪急百貨店は工事中で、そのタワークレーンが見えます。
2013年の夏は、
もう、阪急百貨店が完成し、遠くには、グランフロント大阪が見えます。
成熟した、今の日本。この目覚ましい発展は、必ずしも、良いことばかりとは思いませんが、
経済、社会、世相の変貌を観るのには、様々なデータの定点観測は有意義です。
私の家づくりである、 「ランドマークの家」 や 「オーガニックハウス」 は、
目先の流行に流されず、デザインでも、メンテナンスの観点でも、
長持ちする、 「美しく古くなる家」 が、コンセプトの一つです。
その一つは、外壁の 「スタッコ吹付塗装」。
ランドマークの店の外壁も、そのスタッコで、
これですね、ご存じの方も多いと思います。
28年前に、建築してから、全く、塗装補修をしていません。
古くなるほど味が出て、メンテナンスの必要性が少ない家。
アメリカ、ヨーロッパでは、古い家の方が、価値が上がり、築100年の家が普通に、
現役で働いています。
そんな、味のある家を造りたいと思っています。