神戸市市街地でマンション建築の計画(相談)
奈良県で、注文住宅の建築をし、主に一戸建て住宅を大工さんと建てていますが、
このたび、神戸でマンション建築の計画の相談がありました。
一級建築士事務所のランドマークですから、マンションもしますし、旅館や工場など
多彩な経験があり、資格上は何でもできます。
神戸市役所の事前の資料調査をしましたので、今日は、現地の調査と、建築主様との
の打合せです。
神戸の都心部で、美しく区画整理された、マンションの好立地で、
新たなマンションの計画に参画することに、身の引き締まる思いになります。
私自身、賃貸住宅の経営を経験していますが、
マンション経営は、現在は、設計者や工事会社だけでなく、
不動産、融資、税務など、複雑な問題を解決できるスタッフが結集しないと、なかなか
成功しません。
そもそも、昭和のインフレの時代は、
少々金利が高くても、建築費が高くても、設計は不適切でも、まあまあ経営は成功しましたし、
10~20年の融資金の短い償還期間をしっかりやり遂げれば、経営は成功しました。
また、金融機関もバブルのときには、考えられないほど緩く、高額の貸付を簡単にしました。
しかし、現在は、しっかりと経営の目的を明確化し、正しく対応しなければ、なかなか
成功しません。
また、マンション建築会社が多い中、
「長期借り上げ」、「家賃保証」、「低金利」など、いろいろな情報が氾濫していますが、
その借り上げ金額等は、保証されて無い(2年毎に見直しの規定)など、
事業主と、建築会社・不動産業者・金融機関は、利害が対立しますので、
安易にその説明を鵜呑みするわけにはいきません。
そこで、税理士や建築士(設計事務所)の、施主側のアドバイザーが必要になります。
ランドマークも、建物の設計をしますが、その設計業務の大半が、
施主様の建築の動機の聞きとり、今後の家づくりや、完成後の住まい方、
お子様への不動産の継承方法のお考えをお伺いすることになります。
その上で、お客様に一番良い建物の企画をします。
建物のデザインなども好きですから、喜んで提案しますが、
当初の企画がうまくできますと、その後の詳細設計は、粛々と、順調にできますが、
最初の企画を誤りますと、完成までの道のりが長くなりますし、
途中で戻ることにもなります。
大都市の不動産も、郊外の不動産も、資産としては、素晴らしいものですが、
それを維持、継承するのも大変な悩みにもなります。
いっそのこと、売却し、いろいろな債務を整理し、
金融資産や貴金属に変えて、子孫に分ける準備をし、一代で使い果たす覚悟を
持ったほうが楽で、家族の幸せかもしれません。
住宅も、その他の建築も、そのプランが大切です (単なる間取りのパズルに限らず)。
相談までは無料ですので、
お悩みの方は、是非、メールや電話をお寄せ下さい。