ムーンストリーム==フランク・ロイド・ライトのライセンスの家。
世界的な建築家、フランク・ロイド・ライトの家の正統なライセンスを取得し、
奈良県で唯一建築できる、ランドマークです。
その、ライトの建築思想 「有機的建築」 を日本の家に具現化したもの、
風通しの良い大きく、横風を誘い込む「ウィンドキャッチ窓」、
やさしい日差しの大きな軒の出や、軒のスクリーン、
この家の一つ、 「ムーンストリーム」 の住宅展示場です。
木造建築が多いですが、このように鉄筋コンクリート造も建築します。
玄関ポーチは、意外に低くなってます。大きな家ですが。
玄関ホールも同様です。・・・・この囲われ感が心地よいのですが、
実は、この先の部屋の、床が段々にあがる、スキップフロアの仕掛けが、
玄関から始まるのです。
少し中に進み、床の「段」をあがると、大きな吹き抜けの居間が拡がってきます。
さらに、進むと、ダイニングルームで、庭の全面ガラスからの眺望がうれしくなります。
ここも、大きな部屋ですが、天井は低く、設定しています。
天井埋め込み照明のデザインがおしゃれです。
独立したキッチンは、コの字型で広々です。
ここで、今来た、玄関方向を振り返ると、居間の向こうに、中二階のフロアが、吹き抜けの
向こうに見えます。
玄関からの、床のスキップしたところも見えます。
二階から見た、中二階の床と、居間の吹き抜け。
また、居間の壁面には、大きなミラーがあり、空間の拡がりを表現しています。
中二階から、吹き抜けを通し、二階のフロアが望めます。
洗面所に続くお風呂は、ガラスで仕切られて、広々です。
和室は、フランク・ロイド・ライトが、日本に滞在した際に、感銘とその後の建築に影響を
与えた、桂離宮をモチーフにしています。
水 ・ 風 ・光 ・・・・・この調和。
アメリカ人が造ると、和室はこうなりますか。
庭からは、このようになります。
滝があります。
居間の吹き抜けからも、庭の水面が見えています。
大きな家の中には、天空のから、燦燦と日差しが入るスリットの仕掛け。
ベッドルームは、シックなデザインながら、間接照明でやさしい雰囲気を演出しています。
玄関からの退出時は、また、低い囲まれ感のホール。
壁は、石材ですが、この建物にはないものの、フランク・ロイド・ライトは、日本の帝國ホテル
などの作品には、大谷石を多用して、独特の重みを醸しだしています。
奈良県で唯一、フランク・ロイド・ライトの正規ライセンスを持つ、ランドマークです。