基礎工事・・・こだわりの、太い基礎梁
この現場のように、建物内部全体にコンクリートスラブ(版)を設ける基礎は住宅
の場合、とても多くなっています。(ベタ基礎)
建物全体の地盤が一様に軟らかい場合はこれで良いのですが、一部の地盤が
強くなってる場合は悩ましいです。
不等沈下と言って、一部のやわらかい部分が沈下し、建物が傾く場合があるの
です。
その場合、この現場のような”ベタ基礎”にすべきではありません。
杭を用い、地盤深くの支持層に直接基礎の荷重が直接届くようにするのです。
しかし、そうするまでもない場合は、本当に悩みます。
この例は、基礎の桁行き(長手方向)の剛性を高めて、基礎が折れて、不等沈下
しないようにしました。
この写真のように、基礎梁の幅を広くし、鉄筋(主筋)を2列にするほど太いの
は、住宅ではあまり例を見ませんが、この補強を低価格でするように建築会社と
打合せしました。
この安全の判断がランドマークのこだわりです。
3階建ての建物のような基礎になってます。
例によって、保険会社のJIOの厳しい検査を受けてます。
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・・・建築士を味方にすると、本当にあなたのためになる
後追いの営業はしません。 ご安心下さい。
ただし、同業者はご遠慮下さい。