全館空調の家づくり
奈良県で、注文住宅の家ずくりをするランドマークです。
このところ、相談が多いのが、断熱工法や、気密性、全館空調です。
ランドマークでは、特許ウレタン遮熱工法が標準仕様になります。
この工法の採用により、夏でもエアコンに依存しない、冬も断熱性の高い
ランドマークの家の特許工法が確立して、
奈良県の皆様に評価をいただくことになりました。
このように、アルミシートが、太陽光の輻射熱という 「電磁波」 をほぼ100%
近く反射し、家の中の人を守るようにできるのです。
今まで、グラスウールを数10年間採用していましたが、比較にならないほど、
効果の大きいこの工法を知り、目からうろこの発見となりました。
内部には、高密度のウレタンを施工することにより、完成度の高い断熱構造の
家が実現しました。
ところで、冬の暖房を含む 「全館空調」 となりますと、断熱や遮熱以外の対応が
必要になります。
特に、冬の暖房になります。
弊社が、今までに、施工実績がある全館暖房は、土壌蓄熱暖房になります。
これは、建物全体の床下(基礎の下)に暖房パネルを敷設する工法で、
これにより、氷点下の厳冬期でも、設定次第で、1階は常時20℃にできます。
洗面所、廊下、便所、家事室、ランドリールームなど、通常は暖房しない部屋
まで、すべての部屋が暖かくなります。
よく施工されるような、電気床暖房は、居間やダイニングの一部の床板の下に
敷設するだけですので、
洗面所、廊下、便所、家事室、ランドリールームなどは、寒いままです。
奥様が、毎日立つ、洗濯機の前は寒いままで、床は冷たく、
暖かいところと、寒い部屋の落差の 「ヒートショック」 は解決できませんが、
この、 「土壌蓄熱暖房の全館暖房」 で快適な家になります。
この地面の下の茶色の部分の土地を、深夜電力で温めるものです。
土の比熱が大きく、電源を入れても、温まるまで、7日かかりますが、
電源を切っても、7日は冷えずに暖かいままです。
1階の温度を20℃に設定した場合、床下は大体35~40℃になります。
むろん、深夜電力ですので、電気代は安くなります。
この全館暖房は定評があり、お薦めです。
2帖の空調室を設け、1台の空調機で全館にダクトで空気を送ります。
この工法は、暖房だけでなく、冷房も1台の空調機ですので、安定した空気を
送れます。
多くの事務所ビルなどでも採用の設備ですので、安心ができます。
エアレーションには、室外の温度差のある空気と入れ替える換気扇には、
熱交換設備があり、換気をしても、熱の損失がなく、合理的です。
この熱交換換気扇には、電子式集塵機がセットになりますので、
花粉やPM2.5、たばこ臭も完全に吸着します。
フィルターでなく、イオン式ですので、目づまりがなく、メンテナンス性が
優れています。
この設備は、エアレーションのように、1台の空調機で、全館空調して、
冷暖房できますが、特徴は、床下に暖気を回し、床のグリルから噴き出す
設備ですので、空気だけでなく、床板も温かく、冬に特に効果を発揮します。
各設備の長所がありますが、
お客様のご希望に沿い、丁寧に設計をさせていただきます。
ご相談ください。
なお、橿原市のK様邸は、
このうちの 「土壌蓄熱暖房」 と、特許ウレタン遮熱工法の複合工法で、
全館空調をしています。