■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■「地震対策に必要なのは耐震等級ではない?」

こんにちは!

家づくりを検討される皆さまから寄せられる質問にお答えするこのコーナー。

今回もお悩みにお応えしていきます!

奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

今回のテーマは、

「地震対策に必要なのは耐震等級ではない?」


地震対策における本当の課題

国が政策的に推奨する耐震等級を上げることが、本当に地震対策として最適なのでしょうか?

耐震等級は地震の力に「耐える」ために建物を固くすることを目的としていますが、

このアプローチには大きな欠点があります。

建物を固くするだけでは、地震の揺れを十分に抑えられないどころか、

さらにリスクを増加させる場合があるのです。

 


地震加速度の抑制がカギ

地震時に重要なのは、

建物や住まい手が受ける揺れの加速度をいかに半減以下に抑えるかです。

建物が揺れを受けると、その加速度が家具の転倒や建物自体のダメージにつながります。

しかし、建物を単に固くした場合、揺れを逃がせないばかりか、

建物自体が共振して揺れが増幅されるリスクがあります。

この共振現象は、

地震の波長や振動特性が建物の固有振動数と一致するときに発生し、

建物の破壊を招く原因となります。


制震工法が生む安心感

ランドマークが採用する**制震工法(減震ベース)**は、

地震対策として最も理にかなった方法です。

この工法では、建物全体が地震の揺れを受け流し、

加速度が大幅に緩和されるよう設計されています。

制震工法(減震ベース)のメリット

  1. 揺れの加速度を半減以下に抑える
    地震エネルギーが基礎部分で吸収されることで、建物が直接揺れを受けることを最小限に抑えられます。
  2. 建物の共振リスクを軽減
    制震工法は固さよりも柔軟性を重視するため、地震波長との共振を回避し、建物が破壊されるリスクを大幅に低減します。
  3. 繰り返す地震への耐久性
    建物が受けるダメージを軽減するため、複数回の地震にも安心して住むことができます。

過去の振動実験が示した結果

実物大で行われた国の振動実験の結果、

耐震等級が高い建物が倒壊したケースが報告されています。

この時は、2棟の内、耐震等級が低い柔らかい構造の建物が無事残りました。

この事例は、「固さだけを追求する耐震対策の限界」を示しています。

柔軟性を備えた建物は、地震のエネルギーを受け流しやすく、

構造全体に余計な負担をかけないため、

家族や建物へのダメージを最小限に抑えることができます。


ランドマークのこだわり:制震工法(減震ベース)

ランドマークでは、お客様に安心と長期的な価値を提供するために、

制震工法を標準採用しています。

この工法は、「家族を守る」「長く安全に住む」という

理想を実現するために欠かせない要素です。

木造住宅は、素材として持つ自然の弾力性を活かしてこそ、

その真価を発揮します。硬さだけを追求する家づくりではなく、

柔軟性を兼ね備えた制震工法で

「本当に安心な住まい」をご提供しています。


■ 制震工法で未来の安心を手に

住宅の地震対策には、単に耐震等級を上げるだけでは不十分です。

加速度を半減以下に抑え、共振を防ぐ制震工法は、

家族と家を守る最適な選択肢です。

ランドマークでは、性能が良く、国の基準を超える家づくりを通じて、

お客様に安心で快適な生活をお届けします。

地震に負けない家をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

次回の【お答えのコーナー】もどうぞお楽しみに!

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