■■【いろいろなご質問にお答えします】■■ 日本だけが“真面目に従い続ける”国際政策:その課題とは

こんにちは!

今回も、お悩みにお応えしていきます!

奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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■ 日本だけが“真面目に従い続ける”国際政策:その課題とは

世界では静かに潮目が変わっています。

かつて脱炭素を力強く掲げていた欧米諸国が、

今はその旗を少しずつ降ろしはじめているのをご存じでしょうか。

● 欧州では「脱EV」へ方向転換

ベンツ、フォルクスワーゲンといった欧州の名門メーカーが

EVへのフルコミットから後退し、

「やはり内燃機関も残す」という現実路線へと舵を切りました。

理由は単純で、

“消費者が買えない・使えない”EVは理想だけでは成り立たないからです。

● アメリカは“ほぼ脱・脱炭素”

政権で左右される国ですが、

今は化石燃料の増産やEV補助の縮小など、

脱炭素から距離を置く政策が前面に出ています。


■ それでも日本だけが、ひたすら全力で真面目に突き進む

問題はここからです。

欧米が方向転換を始めているにもかかわらず、

日本だけが “当初の脱炭素ロードマップ”を忠実に守り続けている

結果、住宅業界では:

  • 断熱義務の強化

  • 設備基準の追加

  • 太陽光の設置要請

  • 補助金条件の複雑化

  • 建材コストの高騰

これらが累積し、

家の価格が必要以上に上がり続ける構造になりました。

若い世代の方々にとっては、

「家が遠ざかっていく時代」が現実となっています。

これは建築士として見過ごせない問題です。


■ 技術者の立場から見える“本当の課題”

建築士・技術者の目線で申し上げるなら、

今の日本の政策は「理想の点数を追いすぎている」と感じます。

もちろん、省エネは大切です。

しかし——

点数を上げるための設備より、設計そのものを磨くほうが家の本質的な性能は上がる。

これが、現場に立つ設計士としての実感です。

ランドマークの 特許遮熱工法 のように、

国の基準には評価されにくいものの、

実際の住み心地や光熱費削減には確かな効果を発揮する技術もあります。

ところが、政策はその“実力”を点数化しません。

このギャップこそ、日本の家づくりの大きな課題になりつつあります。


■ 家づくりは「政策」ではなく「暮らしの質」で選ぶ時代へ

これからは、

“国の点数より実際の住み心地を優先する家づくり”

ますます重要になっていきます。

  • 家族が健康に暮らせるか

  • 電気代を抑えられるか

  • 将来の修繕やメンテが重荷にならないか

  • 災害に強い構造になっているか

こうした“暮らしの根幹”を満たす家こそ、

本当の意味で価値のある住まいです。

ランドマークは、

政策の点数競争とは一線を画し、

設計力 × 技術力 × コスト合理性 の3つを軸に、

これからの時代にふさわしい家づくりをご提案していきます。

建築士としてのささやかな“魂の声”でしたが、

家づくりをご検討の皆さまに少しでも届けば幸いです。


次回の【いろいろなご質問にお答えします】でも、

皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。

ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!

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