<住宅図鑑> 家には軒先があるべき。
<住宅図鑑> : 家には軒先があるべき。
― 軒があれば外壁が傷まない ―

もし、10年後。
外壁が色あせ、目地が切れ、雨だれの跡が残っていたら。
家は、建てた瞬間よりも“その後”の時間のほうが長いのです。
外壁を傷める最大の原因は実は「雨」です。
直接当たる雨。跳ね返る雨。窓まわりに滞留する水。
軒がなければ、外壁は常に自然にさらされます。

軒があれば、雨はそもそも当たりにくい。
守るというより、近づけない設計。
これが本来の住宅の姿です。

強い夏の日射。
軒は高い角度の太陽を遮り、低い冬の光は室内に取り込みます。
機械に頼る前に、建築で解決する。それが設計の役目です。

軒は性能だけではありません。
水平線を強調し、安定感と落ち着きを生みます。
薄い屋根の家と、深い軒の家。
どちらが「住まい」として美しく見えるでしょうか。

フランク・ロイド・ライトの住宅にも、深い軒が使われています。
大地とつながる水平ライン。軒は装飾ではなく、思想です。

10年後も、20年後も、外壁が健やかであること。
夏が穏やかであること。
佇まいが美しいこと。
ランドマークでは「軒のある家」を基本としています。
ぜひ、皆さまのご家づくりのご参考に!
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