橿原市のF様、杭工事です。
橿原市のF様、杭工事を施工しました。
現在は、住宅建築工事に先立ち、地盤調査を必ずします。
住宅建築の際に、住宅瑕疵担保責任保険を付る条件として、地盤調査を義務付け
られています。
奈良県の各地では、地盤調査をしますと、まず9割は、支持層が深いために、
杭を施工する場合が多くなります。
いつもお願いしてる施工会社ですので、安心です。
予め工場製作した杭を現地で打つのではなく、
現地で、杭穴を掘り、そのキリを逆回転しながら専用のコンクリートを打設し、
現地で無筋コンクリートの杭体を作ります。
杭頭の高さは、レベルで測り、綺麗に鏝で丸い形状に仕上げます。
このあと、べた基礎工事をし、この杭の上に載せます。
過去、私が住宅会社に入社した30数年前は、このような地盤調査をせず、
経験と勘で、地盤強度が設計基準の5TON/㎡か、軟弱な3TON/㎡とするかなどを决め、
基礎のベース幅を決定していました。
現在は、地盤調査(スェーデン式サウンディング調査)をしますと、地表の強度だけでなく、
支持層までの各深さでの強度が測られ(推定され)、おのずと杭の工法になる場合が多く
なります。
(私個人的なの見解では、若干、過剰設計ぎみのようにも思いますが)
現場で、車上のプラントで練られた大量のコンクリートが、地盤に打ち込まれます。