■■【いろいろなご質問にお答えします】■■ 家の見積から値引きがあるのは、高い家を売るため?
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
なお私は、過去に住宅メーカーの社員として家づくりに携わってきました。
その経験を経て、現在は設計事務所として、お客様の立場に立った家づくりをご提案しています。
その両方の視点から、本質的なお話をできればと思います。
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家の見積から値引きがあるのは、高い家を売るため?
住宅のご相談を受けていると、よくこんなお話を耳にします。
「〇〇万円値引きしてもらえました!」
「最初の見積からかなり安くなりました!」
一見すると、とても得をしたように感じますよね。
しかし実はここには、住宅業界特有の仕組みが隠れている場合があります。
今回は少し踏み込んで、住宅の「値引き」というものの本質についてお話ししたいと思います。
■ 値引きは“安くするため”とは限らない
まず正直に申し上げます。
住宅業界において値引きは、単純に価格を下げるためではなく、
営業上の交渉材料として使われる場合があります。
住宅は、家電や車のように「定価」が明確ではありません。
つまり、
✔ 最初の見積がどこまで含まれているか
✔ どこまで利益が設定されているか
一般の方には見えにくい構造になっています。
■ 値引きはお客様との駆け引きになることもある
住宅営業では、値引きはしばしば次のように使われます。
・最初は少し高めに提示する
・交渉に応じて値引きを提示する
・契約を後押しする材料として使う
ここで重要なのは、
値引きが大きい=安くなったとは限らないという点です。

■ 値引き額はお客様によって変わることがある
少し踏み込んだ話になりますが、値引きはお客様によって変わることがあります。
例えば、
✔ 交渉が得意な方
✔ 価格に敏感な方
には値引きが大きくなる傾向があります。
一方で、
✔ 信頼して任せる方
✔ 交渉をあまりされない方
には値引きが小さくなる場合もあります。
つまり、
根引き交渉の強さによって価格が変わる可能性がある
という構造が存在することもあります。
住宅は人生最大の買い物です。
交渉ゲームの結果で価格が変わるのは、少し違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。
■ なぜ値引きが成立するのか
値引きが可能になる背景には、最初の見積に価格調整の余地が含まれている場合があるからです。
住宅業界では、
・契約を成立させるための余裕
・営業判断による割引
・キャンペーン価格
こうした仕組みが存在することがあります。
■ 本当に大切なのは「値引き額」ではない
家づくりで最も重要なのは、
最終的にいくらで、どんな家が建つのかという点です。
例えば、
✔ 値引きが大きくても総額が高い
✔ 値引きがなくても適正価格
この差は非常に大きいのです。
値引き額だけを見ると、
「元の価格が適正だったか」ここを見落としてしまうことがあります。
■ 私が住宅メーカーを経験して感じたこと
私は過去に住宅メーカーの社員として、家づくりの現場を経験してきました。
その中で感じたのは、住宅営業はどうしても「契約を成立させる」という役割を担うため、値引き交渉が仕事の一部になるという現実です。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
しかし、
家づくりの本質は「売ること」ではなく「暮らしをつくること」
だと私は考えています。
その思いから、現在は設計事務所として、お客様と同じ立場で家づくりに向き合っています。
■ 設計事務所型の家づくりが値引きを前提にしない理由
私たちは基本的に、大きな値引きを前提にしていません。
それは、最初から適正価格で提示することを重視しているからです。
住宅価格は、
・設計内容
・住宅性能
・材料
・施工品質
こうした積み重ねで決まります。
価格が交渉で大きく上下するよりも、
最初から透明性を持つことが、お客様にとって安心だと考えています。
■ 家づくりは買い物ではなく人生設計
住宅営業の世界では、「家を売る」という視点が強くなることがあります。
しかし本来の家づくりは、
お客様の暮らしを設計する計画です。
値引きの大きさではなく、
✔ 納得できる内容か
✔ 長く安心して住めるか
✔ 将来の負担が少ないか
こうした視点で判断することが、後悔しない家づくりにつながります。
■住宅の値引きは、必ずしも「お得」を意味するとは限りません。
むしろ、
・最初の価格設定
・営業手法
・交渉の仕組み
こうした背景を理解することが重要です。
家づくりは価格交渉の勝ち負けではなく、
納得できる家を適正な価格で手に入れることが本質だと考えています。
住宅は人生を支える大切な資産です。
だからこそ、数字の印象だけでなく、その中身をしっかり見極めていただきたいと思います。
次回の【いろいろなご質問にお答えします】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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