奈良市のYY様、基礎工事が進んでいます。
奈良市で注文住宅の家づくりをするランドマークです。
YY様の家の敷地の地盤調査に基づき、建物を支える杭工事を
無事に施工できました。
基礎は、外周部が壁用の立ち上がりがある布基礎の一部になり、
内部は、建物の間仕切壁部分の土台を支える基礎梁になりますので、
それぞれの基礎下面に合わせて、杭頭を整えます。
それぞれの杭頭の高さが微妙に異なるのが写真でもわかります。
この杭の上にべた基礎の工事を、基礎工事業者で施工します。
昔は、基礎は木製の型枠で施工しましたが、今は、メタルフォーム(鋼製)と
なり、接続部を正しく合わせると、きっちりとした精度の高い形状になります。
基礎の内部は、コンクリートの床版になりますから、昔の家のように、
ムカデや蛇の棲家にはならず、衛生的で、安心です。
また、基礎がこのように乾燥していますと、木の耐久性にも良く、
蟻も生息できません。
基礎内部の梁に切れ目が多いのは、床下のメンテナンス用に、
1か所の床下点検口から床下に入ってから、建物の下全体に行けるように
する為です。
外周の道路は、水平でなく、敷地との高低差が発生しますが、
外構造園工事の際の対応は計画済で、今日は、その寸法の確認の為にも
1次造成工事の観点で、現地確認をしました。
このYY様の基礎には、特許「減震ベース」を施工する準備をしています。
この減震ベースとは、小さな地震には作動しませんが、
阪神大震災級の大型地震が来た際に、
例えば、800GALの地震加速度を、300~400GALに減震するもので、
建物はもとより、内部の人を守るものになります。
建物が残っても、内部が壊滅的に壊れたり、家具が吹き飛びますと、
ご家族様の生命が危険にさらされます。
ランドマークの家は、地味ながら、建物と、中の人命を守る
優しく強力な家になっています。