■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 書斎はご主人だけでOK? 奥様には収納の方が関心がある理由とは?

こんにちは!

今回も、お悩みにお応えしていきます!

奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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書斎はご主人だけでOK?

奥様には収納の方が関心がある理由とは?

注文住宅の打ち合わせの場で、何度も見かける光景があります。

「せめて2畳だけでも書斎を作ってほしい!」と力強く語るご主人と、

「それよりパントリーとウォークインクローゼットが優先じゃない?」と冷静に切り返す奥様。

一見、意見が食い違っているように見えますが、これはごく自然なこと。

それぞれが**「家で快適に暮らすために何が必要か」を真剣に考えている証拠**なのです。

しかし、設計の初期段階でこの違いを整理しておかないと、

後々「もっと話し合っておけばよかった…」という後悔に繋がることも。

今回はこのテーマについて、奈良県で設計士が直接相談を受けるランドマークの視点から、

じっくり掘り下げてみます。


1. なぜご主人は“書斎”にこだわるのか?

最近はコロナ禍をきっかけにテレワークが普及し、

「自分だけのスペース=書斎」が男性にとって重要視されるようになりました。

  • 在宅勤務中に静かに集中したい

  • 読書や趣味に没頭できる空間がほしい

  • 家族に気を使わずにリラックスしたい

たとえ1.5帖や2帖でも、扉のついた“篭もれる空間”は心の安定につながります。

実際、「小さな書斎があるだけで家に帰るのが楽しみになる」という声も多く、

書斎は単なる贅沢ではなく、仕事・趣味・心の充電スペースでもあるのです。


2. なぜ奥様は“収納”にシビアなのか?

一方で、奥様の関心はというと、書斎よりも収納の確保と動線の合理性に向けられていることが圧倒的に多いです。

  • タオルや下着をどこに収納する?

  • 季節ごとの衣類、子どもの学用品、おもちゃはどこへ?

  • 食材のストックをしまうパントリーは?

  • 掃除道具や防災用品の置き場は?

  • 布団やスーツケースはどこに?

日々の生活や家事は収納との戦いです。収納が不十分だと、片付かない、探す、戻す…の繰り返し。

結果として「なんでこの間取りにしたんだろう…」とストレスの原因になります。

特に子育て中や共働きのご家庭では、

効率的な収納と家事動線の良さが、暮らしの快適さを左右するのです。


3. 書斎 vs 収納問題、勝ち負けではなく“設計の工夫”で解決

この書斎派と収納派のせめぎ合い、実は“どちらかを我慢する”必要はありません。

ランドマークでは、限られた面積の中で両方を叶える間取りの工夫をご提案しています。

✅ 実際に多い工夫の一例:

  • リビング横に1.5帖の書斎スペースを設け、家族の目も届きやすく使いやすい設計に

  • 廊下の奥や階段下を有効活用して書斎を確保し、他スペースを圧迫しない工夫

  • キッチンに隣接した大容量パントリー+家族共有のファミリークローゼットで収納問題を解決

  • **書斎と収納を兼ねる“マルチユース空間”**として一つの部屋に両方の機能を詰め込む

さらに、収納についても単に「広さ」ではなく、使う場所に合わせて“配置する”ことが重要です。

洗面脱衣室のリネン庫、玄関脇の土間収納、階段下の掃除道具入れなど、

動線と連動した収納は、家事ストレスを大幅に軽減します。


4. 夫婦の希望が違うのは当たり前。その“違い”を活かすことが設計の醍醐味

注文住宅は、家族みんなの想いをカタチにするもの。

ご夫婦で希望が異なるのは当然で、それをうまく設計に落とし込むことがプロの仕事です。

大切なのは、お互いが「なぜそれを求めているのか」を知ること。

そして、「限られた予算と面積の中でどう両立させるか」を考えることです。

ランドマークでは、設計士がご夫婦それぞれのご要望をじっくりお聞きし、

“どちらも納得できる”ような提案を多数行ってまいりました。

「ご主人が満足する書斎ができた」

「奥様の希望が詰まった収納動線にしてよかった」

そう言っていただける家こそ、本当に“暮らしやすい家”なのです。


■自分らしい家は「どちらかを選ぶ」ではなく「どうバランスを取るか」

  • 書斎=ご主人の癒しと集中の場。将来的なテレワークにも対応可能

  • 収納=奥様の家事効率と心の安定を支える“見えない大黒柱”

  • どちらも犠牲にせず、設計で両立することが理想の間取りにつながる

  • プロに相談しながら「ちょうどいい形」を探すことで満足度は大きく変わる

奈良県で注文住宅をご検討中の方へ――

ランドマークでは、設計士自身が直接お客様と向き合い、

ご夫婦の本音を大切にしながら「家族みんなが笑顔になる家」をご提案しています。


次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、

皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。

ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!

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