■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 🏡 広さより使いやすさ!設計士が提案する暮らし方

こんにちは!

今回も、お悩みにお応えしていきます!

奈良で注文住宅をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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🏡 広さより使いやすさ!設計士が提案する暮らし方

家づくりのご相談を受けていると、多くの方が最初に口にされるのが、

「リビングは広くしたい」「収納をたくさん」「ゆとりのある間取りにしたい」

といった“広さ”へのご希望です。

もちろん、広い家は誰もが憧れます。

ですが、設計士の立場からお伝えしたいのは――

「広さ」よりも「使いやすさ」が大切だということです。

なぜなら、暮らしの満足度は面積ではなく、動きやすさ・暮らしやすさで決まるからです。

広くても使いにくい家は、毎日の生活に小さなストレスを積み重ねてしまいます。

反対に、コンパクトでも考え抜かれた動線設計なら、

驚くほど快適に、のびのび暮らすことができます。


■ 家事も子育ても、動線ひとつで“暮らしが変わる”

たとえば、毎日の家事動線を少し工夫するだけで、

家事の時間が大きく短縮できることをご存じでしょうか?

・キッチン → 洗面室 → 家事室が一直線につながる「直線動線」

・玄関 → パントリー → キッチンにつながる「買い物動線」

・リビングから子どもの遊ぶ姿が見える「見守り動線」

こうした**“考えられたつながり”**が、暮らしの快適さをつくります。

特に共働き家庭では、朝の出勤前や夕食後の家事時間をいかに効率化するかが大切です。

だからこそ、「生活のリズム」を丁寧にヒアリングして設計に反映することが、

本当の意味で“暮らしに寄り添う家”をつくる鍵なのです。

ランドマークでは、図面上の美しさではなく、

「日常の動き方」そのものを設計することを重視しています。


■ 広さではなく、“広く感じる”工夫を

限られた敷地の中でも、設計次第で「ゆとりある空間」は実現できます。

たとえば――

・南面から自然光を取り入れ、昼間は照明がいらない明るい家にする。

・吹き抜けやハイサッシを活用して、縦方向に“広がり”を演出する。

・家具や建具を造り付けにして、空間の無駄をなくす。

・収納を壁の厚みの中に取り込んで、床面積を有効に活用する。

これらは数字上の広さを増やさずとも、

「体感的な広さ」=暮らしのゆとりをつくる設計手法です。

設計の仕事とは、単に家を“建てる”のではなく、

限られた条件の中で、最大限の快適さを“引き出す”ことでもあります。


■ 家族の成長とともに“変化する家”

今、あなたが必要としている間取りは、10年後も同じでしょうか?

お子様が成長し、独立し、ご夫婦が年齢を重ねていく中で、

暮らし方は必ず変化します。

最初から“変化を見越した設計”をしておけば、

リフォームや増築に頼らずに快適な暮らしを続けることができます。

例えば――

・子ども部屋は将来、書斎や趣味室に使えるようにしておく。

・2階建てでも、1階に寝室を設けて“将来の平屋暮らし”を想定する。

・廊下幅やドアの開口を広く取り、将来のバリアフリーにも備える。

これらは見た目には気づきにくい部分ですが、

20年、30年と暮らすうえで大きな安心につながる工夫です。


■ 設計士がつくる“暮らしやすい家”とは

ランドマークの家づくりは、図面の中に“生活のリアル”を描くこと。

お客様の暮らし方を徹底的にヒアリングし、

そこに動線・収納・採光・通風などの要素を組み合わせて、

**「毎日がスムーズに流れる家」**を提案しています。

それは、派手なデザインよりも、

“住む人の心と体にやさしい家”をつくるという信念のもとにあります。

広さよりも、家族が自然に集まり、笑顔が生まれる空間。

それが本当の意味で“広い家”ではないでしょうか。


家づくりは、面積を競うものではなく、暮らし方を設計することです。

「広さ」よりも「快適さ」。

「見た目」よりも「心地よさ」。

そのバランスを丁寧に描くことが、

設計士の使命であり、ランドマークの家づくりの原点です。


次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、

皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。

ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!

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