リースバックは危険です.
奈良県で上質な家を造るランドマークです。
このたびは、私の知人からの相談話です。
この相談は弊社の業務にはなならず、儲けにはなませんが、
個人的に見逃せないことですので、積極的に対応をしています。
長年住んでいた家を売り、大きなお金を手にして、今の家に住み続けるという
話で、これで良いのかという相談でした。
伺いますと、不動産会社に相談しましたら、家を売ってそのまま住み続け
られるというとても良いことずくめということでした。
しかし、その話には、おかしな落とし穴があります。
いずれ、その家に住めなくなり、お金も無くす仕組みなのです。
よく話を聞きますと、
急ぎで買取りをしていただく場合、
買取り価格が相場より異様に安い金額で、
売ったあとの、その家に賃貸で住む家賃が異常に高くなるのです。
足元を見てますね。
売ったお金で賃貸で、元自分の家に住むという話ですが、
計算をしますと、5年でお金も家も無くすことになる話になります。
売ったお金は使えないお金ということです。
使うと終わりの日が早くなります。
ここがミソです。
2~3年の家賃にしかならないということに気づいていません。
お金が欲しいという家のオーナーの足元を見る仕組みになり、
不動産業者(投資家)が二重に儲かる仕組みです。
ただ、このリースバックは違法ではないのが悩ましいところに
なります。
結局この話は、私の親しい不動産業者に適正な価格で買って頂き、
安い家に住み替えて、お金も資産も残すという方向になりました。
若くないと、家は小さくても良いですね。
そういう意味では、住み替えが居心地の良い解決方法にはなります。
この方は、駅近くの好立地で、安い価格で古家を買い、住み替えすることになります。
なぜ、お金を残し、リースバックでもないのに、好立地の家を
買って住み替えが出来て、資産が残せるのか、
それは、ここではお話が出来ません。
家づくりや資産のこと、お金のこと、いろいろな悩みが多いですね。
お気軽にご相談にお越し下さい。