奈良県庁建築課などの役所の違反建築防止週間への協力
奈良県各地で注文住宅、一戸建てや、分譲住宅を建てるランドマークですが、
このたび、奈良県庁、奈良市役所、橿原市役所、生駒市役所という、
建築基準法の特定行政庁の行う違反建築防止週間の行事に、
新聞広告で協力させていただきました。
奈良県庁や奈良市役所、生駒市役所、橿原市役所は、
毎年2回、このように、建築基準法の適切な指導・監督のための啓蒙活動をされて
います。
ランドマークもその意向に沿うべく、毎回、求められ、これを啓蒙する新聞広告で
協力しています。
この広告には、確認検査機関、建築共同組合、宅地建物取引業組合、生活協同組合
など、公益団体のほか、11社の民間会社が協力していて、
ランドマークもそのうちの1社になります。
この記事にありますように、
現在は95%と、ほぼ全物件が建築工事の検査を受けられています。
逆に言いますと、20件に1件だけしか、検査を受けない建物がない状況に
なりました。
新規の建物の中では。
過去は、建築確認申請をしながら、中間検査や完了検査を受けない建物が大半で、
ランドマークでも、いろいろな建物の増築や改築の建築許可の相談を受ける際に、
役所で、その既存建物の検査済証を調査しますと、無い建物が普通にあることを
知っています。
県民の意識の変化がありますし、住宅ローン融資の際に、銀行に検査済証を求められ
るのもその大きな要因になっていると思います。
また、増築の場合は、建築許可の中で既存の建物の検査済証は必須になり、
これがないと簡単な住宅の増築もできないことになります。
(過去はそうではなく、簡単に建築許可が下りました)
特に、1階の上に2階を載せるような増築はできません。
ランドマークでも、県内で、昭和30年台の事務所ビルをマンションに改築する
工事の設計をした建物では、一級建築士として、奈良県庁に代わり、建築基準
法12条による報告書を作成し、検査済証に代わる効果のある書類を作成しました。
大変な作業で、その建物の構造を審査するために、壁・天井をめくり、基礎を
掘り出すなど、工事も伴う設計と審査の手続きです。
このように、検査済証がないと、今後は建物の維持管理に支障をきたします。
そのことから、今後の新築などは、違反のない建物にする必要があり、
この違反建築防止週間で啓蒙されています。