奈良市内のM様の土地の確認です。
奈良市で注文住宅の家造りをするランドマークです。
工務店に直接に契約する家、幸せの家がまた一つ増えることになります。
土地のご紹介からの家造りで、ご希望のエリアを中心に、地図を広げて、
その土地選びの条件をお伺いしてきました。
この土地は、その奈良市のご希望エリアの真ん中になりますが、
売り物件ではありませんでした。
登記から、所有者を調べて、持ち主様にご売却の意志があるか、
お伺いすることからになり、不動産業者としては、いわゆる地上げの手間が
かかる業務でしたが、幸い、売っていただけることになり、売買が成立することに
なりました。
このような家が建つ計画をし、プランについては、今も打合せを重ねています。
近く土地売買契約をし、引き続き、決済までの日程や銀行融資の手続きなど、
計画をたてて、家造りを進めています。
閑静な高級住宅街ながら、幹線道路に近い、素晴らしい土地です。
このように、大きな家が建っていますが、この家は解体しますので、
家自体に買主様には意味はありませんが、契約前の物件の確認です。
今日は、売り主側の不動産業者が来られ、鍵を開けていただき、
家の中も念のため確認をしました。
むしろ、買主様にとって肝心なことは、外周のブロック塀の安全性などです。
この塀はこのままでは建築基準法に適合しませんので、
転倒のおそれが無いように、控え壁を設けるか、高さを低く下げることになります。
隣地と共有の場合は、高さを下げることはできませんので、
控え壁を設けることになるものと思われ、今後施主様と打合せをします。
敷地境界の杭を確認することも大切で、その杭の位置をご存じの売り主の
立会や、場合により、隣地と交わした測量図を頂く場合もありますが、
元の家を建てた人とは世代が変わり、事情を知らない場合も多くあります。
また、転売を繰り返した家の場合は、元々の境界を知る人はいなくなります。
この土地は塀の状況などから、境界線は常識的に推測できます。
また、法務局に地積測量図がありますので、復元できますから、まず大丈夫
ですし、風致地区で建蔽率の規制が厳しいながら、土地が大きいので、
境界に関しては問題にならないようです。
このような 「連窓」 のあるデザインで、打ち合わせ中で、
打合せを重ねていますが、
ランドマークの家は、プラン集から選ぶ家でなく、一つ一つ、丁寧に設計して
いますので、これから、楽しい家づくりになるものと思います。