もう、エアコンをほとんど使わない家
春夏秋冬の四季のある美しい日本で過ごしています。
しかし、悩ましいのが厳しい冬と、炎暑の夏の過ごし方。この寒暖の差は日本の家の宿命でした。
近年は、地球温暖化を叫ばれこれから、地球が暑くなると喧伝されています。
思えば、私のような歳の者は、子供のころ、酷暑の夏の日に、運動場から校舎の日陰に入って素足を当てた時の痛いほどのコンクリートの冷たさや廊下の涼しさが懐かしく思い起します。
反面、冬には、子供を抱えると暖房を使わないわけにはいきません。
日本家屋の良さは隙間の多い造りで、障子で通を風し、微妙に温度や湿度の調整をしてきました。
しかし、今や、住宅の性能には「気密性」を求めるようになり、風通しを許さない家になりつつあります。
そんな中、逆に、できる限り冷暖房器具を使わない、自然な環境で過ごしたいっと思われる方も多くなりました。
冷暖房の電気・ガス・灯油代は家計を圧迫します。
この問題の解決に取り組む建設会社が現れました。
エアコンに依存しない家づくり。
京都府南丹市(園部)の高屋組です。この、断熱(遮熱)をなんとかしようと立ち上がり、
開発され、特許を取得されたのがこのウレタン遮熱工法です。
特許ウレタン遮熱工法とは、従来の断熱材(グラスウール等)とは全く性能が違う
「遮熱・断熱」構造なんです。
アルミの熱線反射能力(95%)と、ウレタンの保温能力を兼ね備えたもので、他に類を見ない
ものです。その効果は、次のグラフ(実験値)で明らかです。
夏場(8月17日)の外気温の黒いグラフが最高で39.5℃の日、
従来の断熱材のグラスウールでは、この青いグラフですが、建物の室内は41.5℃まで
温度が上昇し、外気温が23.5℃に下がっても、室内温は28.5℃と、常に高いままで、
外気温に連動して暑いままです。
つまり、断熱材と言いながら、「夏の暑い日にコートを着てる」状態です。
ウレタン遮熱工法は、この「ウレタン遮熱法」の赤いグラフで、外気温が16.5℃の
大きな上下変動をする中、一日の室内の温度変化が僅か2℃なんです。
ウレタン遮熱工法とは、アルミ熱線反射材による遮熱と、ウレタン発砲層の
保温性能の複合効果です。
暑くなるのは、太陽光の熱線が屋根や外壁を通り室内に熱が入り込む為で、従来の断熱材は
その効果があまりありません。なぜこれが今まで断熱材と呼ばれていたのが理解に苦しみます。
従来の(一般の)断熱材は太陽光の熱線をあまり防げません。さらに、室内にこもった熱を
貯めこんでしまい、常に屋外より暑くなってしまいます。冬も同様に決して断熱と呼んで良いか
どうか考えものです。・・全く無いよりましですが。
特許ウレタン遮熱工法は、アルミのシートが太陽光の熱線を95%反射します。
また、室内はウレタン発砲材が保温します。
この複合効果により、窓を閉め切っても、夏は涼しく、冬は温い快適な家になるのです。
もう、冷暖房代はあまり気にしなくても良いようになります。
「ランドマークの家」はこの特許ウレタン遮熱を標準仕様としました。
縁がありまして、この特許を取得された京都の高屋組との認定会社契約をし、
奈良県を中心に提供できるようになりました。
大手住宅メーカーには絶対に特許を提供しない方針とのことです。
もう、大手住宅メーカーの外貼り断熱も、従来のグラスウールやロックウールなどの
断熱材も必要ありません。
今後、全国は当然ながら、この奈良県でも続々と特許ウレタン遮熱工法の家が、
外貼り断熱などの家を凌駕し、皆様にエアコンを必要としないほどの家を
ご提供します。
この工法は京都大学や、立命館大学との共同研究で、立命館大学では実験棟を建設中で、
近々、実証実験を開始します。
断熱効果の体感を言葉で表現しますと、夏に建築工事中、暑いので窓を全開で工事を
するのが普通ですが、この特許ウレタン遮熱工法の住宅は工事中は窓を閉め切って
います。工事中にドアを開けて入ると、大工さんに「暑いから早くドアを閉めて下さい」
と言われます。
・・・酷暑の夏に。
今後、弊社では、特許ウレタン遮熱工法の快適な、健康に良い「ランドマークの家」を
次々に建てていきます。
多くの皆様に体感していただけるよう、工事中や完成時に構造見学会を実施しますので、
このホームページをご注目下さい。なお、早く知りたい方は、是非、弊社にお越し下さい。
断熱の「体感キット」がありますので、その効果がおわかりいただけるようにしています。
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類似の工法の家もありますが、しっかりした実験と研究がされていないと、かえって結露で
木が腐ったり、不十分なアルミ「蒸着シート」で、効果のない家になることになる場合があります。
特許権の侵害のおそれもあり、施主様にとっては不愉快な、残念なものになりかねません。
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特許ウレタン遮熱工法は、立命館大学で、実証実験をしています。
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