究極の天然素材、高千穂シラス、採用の方向で検討です。
奈良県で自然素材や、家族の健康に配慮した家を造るランドマークです。
ランドマークの特徴は、エアコンに依存しない、驚異的な「特許遮熱材」を
外壁と屋根の中に内蔵して、酷暑の夏でも太陽光の輻射熱を95%反射して、
不健康なエアコンに極力依存しない家を実現しました。
これは、特許アルミシートと高性能の発泡ウレタン断熱材(高価な30倍発泡)の
組み合わせで、世界トップクラスの気密性があり、冬の断熱や遮音にも効果が
高く、エアコンをあまり必要としない、自然で健康な家になります。
オプションの桧の床を採用いただきますと、冬でも素足で歩いても冷たくない床で、
床をハイハイする赤ちゃんにも、安心の仕様になります。
ところで、
このたび採用を検討の内装壁材(と天井材)は、火山灰のシラスです。
この天然の火山灰を建材に開発された「高千穂シラス」社と協議して、
「シラス洞窟の家プロジェクト」に加盟し、奈良県の皆様に、
さらに健康に資する素材を施工した家を提供できる立場になる見込みです。
その、高千穂の火山灰を活用した建材を開発された、「高千穂シラス株式会社」の
眞次課長様にご来社いただき、その説明を受け、契約についての協議を
しました。
このシラス(火山灰)の特徴は、次の驚異的な機能がある自然素材です。
● 消臭機能 ● シックハウス対策 ● 空気清浄化 ● 調湿機能 ●
体感温度低下 ● になりますが、
その一つ、消臭機能は、
この実験キットで確認できますが、片方にシラスが入った2ツの瓶に
高濃度のアンモニア液を投入し、20分後に、ふたをあけますと、
左の瓶は、強烈な酸が鼻をつきますが、
右のシラスが入った瓶を開けますと、全く臭いがしません。
この火山灰のシラスの多孔質の構造で、アンモニアを吸着して分解するためです。
同様の機能は珪藻土や炭
にもありますが、吸い続けますと、飽和状態になって、
それ以上は吸えず、効果はなくなります。
シラスはアンモニアなどの化学物質を吸着し、さらに分解するようです。
実は、この現象は化学的には解明できてないのですが、横浜国立大学の研究室で
調査し、
確かに分解をしてることがわかっています。
このシラスを内装壁に施工しますと、焼肉やニンニク料理、魚料理を食べた翌朝、
LDKに入っても全くその臭いがしない効果があります。
赤ちゃんのおむつ交換を頻繁にしても、臭い全くが充満しないものと思います。
(その他の効果は後日UPします)
全室しますと、少し高くなりますので、家族の滞在時間の長いLDKがお薦め。
思えば、高千穂シラスについては、昨年に、九州に行き、その工場や採掘場を見学し、
検討を初めていました。
空港からは、車を飛ばして、この高千穂連峰に近い、宮崎県霧島に行きました。
山でシラスを採掘し、ハウスの中で、天日干しをするローテクですが、
多くの珪藻土などの化学物質を混入するものと異なり、
人体になじむ天然素材の利点があります。
(シラスそのものは、建材としては使えないもので、つなぎ材などの混合は秘伝です)
左官仕上げで、厚みもいろいろありますから、ゴツゴツやサラサラなど、
表面のテクスチャーは、左官屋さんとの共作で、面白いものができそうです。
採用に踏み切りますと、最初の3棟限定で、50%引きのモニター価格で、
施工することを検討しています。