■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■リースバックは破綻の始まり?目先のメリットだけでは見えないリスクとは
こんにちは!
家づくりを検討される皆さまから日々寄せられる質問にお答えするこのコーナー。
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
リースバックは破綻の始まり?目先のメリットだけでは見えないリスクとは
家を売却してそのまま住み続けることができる「リースバック」。
一見すると、急な資金調達を行うために便利な手段のように思えます。
しかし、目先のメリットだけを見てリースバックに飛びつくことは、
その後の生活に多大なリスクを抱える原因になり得ます。
リースバックを選ぶと、家を売却した後もその家に住み続けることができるので、
今すぐにお金が必要な状況には適していると感じるかもしれません。
特に家計が逼迫している状況では、この選択肢が一時的な解決策に見えることが多いです。
しかし、この仕組みには、短期的には大きなメリットを感じられるものの、
長期的には破綻の始まりとなるリスクが隠されています。
目先のメリットには見えない負担が潜んでいる
リースバックの大きな魅力は、「今住んでいる家を売って現金化できる」こと。
急な費用や資金繰りの問題が発生したときに、手元にすぐお金が入ってきます。
また、売却した後にその家に住み続けることができるため、
引越しの手間や住居を探す手間を省ける点もあります。
このように聞くと、すぐにでも利用したくなるかもしれません。
しかし、ここで重要なのは、リースバックには大きな後悔がついて回るということです。
リースバック後の家賃は、売却額を上回り、家計への圧迫が強くなることがよくあります。
売却した際の買い取り額も市場価格よりもかなり低く設定され、
最終的には家賃の負担に悩む状況に直面するのです。
しかも、家賃は一度設定されると基本的には変動がないことも多く、
物価が上がるとその負担がさらに重くなるという悪循環が続いていきます。
家賃の上昇とともに不安定な生活が続く可能性
リースバックは、あくまで現時点のニーズに応える形では便利かもしれませんが、
長期的には生活の安定を失う原因になることがあります。
例えば、契約に従って定期的に家賃を支払い続けることになりますが、
現状の収入で家賃を支払い続けることができなくなる場合があります。
この時、再び住居の移転や、さらなる負担が生じる可能性が出てきます。
何よりも、将来的には家を再購入することができない、
あるいは家賃を払い続けるだけの生活になってしまうリスクが高いです。
家を売って現金化できたとはいえ、ずっと家賃を払い続けることになるならば、
その生活はどうしても不安定になっていきます。
さらに、売却後に住宅を手に入れる余力が残らないことになり、
家を持ち続けることもかなわなくなります。
やがて「住めなくなる」という最悪のシナリオが現実味を帯びるのです。
新たな家へ移転する選択肢が最適な理由
そこで、私たちが強くおすすめするのは、リースバックに頼るのではなく、
「今の家を売却し、移転して新しい家に住むこと」です。
思い切って移転することこそが、安定した生活を取り戻すための第一歩となります。
最初は不安でも、長期的には金銭的にも精神的にも余裕が生まれ、
生活の質を大きく向上させることができるのです。
実際に、過去に私たちがアドバイスしたご夫婦がいました。
彼らは経済的な理由からリースバックを一時検討しましたが、
最終的に今の家を売却し、新しい場所に引っ越すことを選びました。
最初は不安定な気持ちもありましたが、新しい家では無理なく生活でき、
支払うべき家賃や住宅ローンも適切な範囲内で済んでいます。
その後、家族全員が新しい生活に満足し、
リースバックに頼らなかったことを心から感謝しています。
将来の安定を見据えた選択肢
新しい家に移転するという決断は簡単ではありません。
物理的にも精神的にも大きな変化が伴いますが、
この選択をすることで将来的には安定した生活が待っているのです。
新しい土地で新しい生活を送ることで、経済的にもリフレッシュでき、
生活の不安が軽減されます。
さらに、賢明な選択をすることで、再び余裕のある生活が取り戻せると実感できます。
したがって、今現在住み続ける家に不安があるのであれば、
リースバックに頼るのではなく、新しい住居を見つけることが、
あなたにとって最良の選択肢となります。
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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