工務店にお断りしました
施主の為に貢献することに意義のある「住宅プロデュース」を目指しています。
最近、ある工務店から、3000万円の住宅の設計や許可の相談を受けました。
(許可に難点があるから、相談に来られた工務店です)
設計金額を考えるとそこそこ魅力の工事です。
結果から言いますと、お断りをしました。
理由は、ご本人には言いません(縁が無くなるのに理由は必要ありません)
(1)工務店としての資質が弊社の基準に達していない。
(2)設計者と協力して家を作り上げる能力に不安がある。
(3)工務店側に工事監理者(建築士)がいない。
(4)資力に問題がある。
以上が主な理由ですが、
(1)があるだけで、もう検討する意味がありません。
この不況時に仕事を断るなんてと思われるでしょう。
私も、のどから手が出るほど欲しい仕事もありますが、
お断りしたのは、今年だけで2件目です。
設計事務所の弊社として譲れない線はハッキリ引
くことが、ランドマークの信用であり価値です。
施主様の相談者として、やせ我慢ながら、品質と
信用を維持し続けたいと思っています。
ランドマークには、安売りではありませんが、低価格になる仕掛けがありま
す。
ただ安いだけであれば、巷の不動産屋さんに相談すると、あるかもしれません。
下請けや、工務店の発注金額を叩けば良いのです。
これで、良い家が出来るでしょうか?
見かけだけ整った家はありますが。
そもそも、発注者の不動産会社などに、企画や工事監理する実務能力がない場
合も多いのではないでしょうか?
設計事務所のランドマークにとっていちばん大切なことは、
目先の仕事でなく、信用なのです。
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・・・建築士を味方にすると、本当にあなたのためになる
後追いの営業はしません。 ご安心下さい。
ただし、同業者はご遠慮下さい。