■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 若いうちに家を建てるべきか?人生設計から考える
こんにちは! 今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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若いうちに家を建てるべきか?人生設計から考える
「家って、やっぱり若いうちに建てるべきでしょうか?」
そんなご質問を若いご夫婦からよくいただきます。
確かに近年では、30代前半で家を建てる方が増えており、
住宅ローンの長期化や、早期の資産形成の観点からも注目されています。
では、実際に若いうちに一戸建てを建てることには、どんな利点があり、
逆にどんな点に注意すべきなのでしょうか?
奈良県で設計事務所として長年家づくりに携わってきたランドマークの視点から、
人生設計という切り口で丁寧に考えていきたいと思います。
■ 若いうちに家を建てる5つのメリット
① ローン完済の見通しが立てやすい
30歳で35年ローンを組んだ場合、完済は65歳。これは定年退職前にローン返済を終えられるという大きな安心につながります。
将来の教育費や老後資金にも余裕が生まれやすく、人生の選択肢が増えるのです。
② 子育てと住まいを同時に計画できる
お子さまの誕生や成長を見据えて住まいを整えることができます。
小学校や保育園へのアクセス、子育てしやすい間取り、
収納の工夫など、暮らしの質を高める設計が可能になります。
③ ランニングコストを抑えられる家が建てられる
注文住宅であれば、断熱性能や制震構造、通風計画などを反映した設計が可能。
電気代や修繕費といった将来の維持費を大きく抑えられることも、
若い世代にとっては重要なポイントです。
④ 若いうちの柔軟な思考を活かした設計ができる
家づくりは「固定観念」を持たない方が、かえって自由で合理的な選択ができます。
若いからこそ、“自分たちらしい家”を素直にかたちにしやすいとも言えます。
⑤ 自己資産としての価値を早くから形成できる
マイホームは「消費」ではなく「資産形成」。
若いうちに一戸建てを建てることは、将来的な資産活用や売却・賃貸という選択肢を持つことにもつながります。
■ 若いうちの家づくりに潜むリスクとその対策
① ライフプランの変化に柔軟に対応できるか
転勤や子どもの進学、両親との同居など、10年20年先には予測できない変化が起こり得ます。
そのため、将来的に間取りを変えられる構造や、
2階を将来的に賃貸に転用できるような設計の工夫が求められます。
② 収入に見合ったローン計画を立てる必要がある
若いとどうしても背伸びしたローンを組みがちですが、
「借りられる金額」と「返せる金額」は違います。
月々の支払額を家計の中で無理なく収める設計が重要です。
③ 見た目重視のSNS情報に左右されない
InstagramやYouTubeで見かけるおしゃれな家は、実はメンテナンスが大変だったり、
奈良の気候に適していないケースも。設計事務所と相談しながら、
流行より「暮らしやすさ」を基準に判断しましょう。
④ 土地選びの失敗が家の価値を左右する
建物以上に、土地選びの判断ミスは取り返しがつきません。
奈良県は地形や条例が市町村ごとに異なるため、地盤や周辺環境、
インフラ整備の状態までを総合的に見極める力が必要です。
⑤ パートナーとの価値観の違い
家づくりは、夫婦で初めて「お金」「住まい」「子育て」について本気で話し合う機会。
価値観の違いが噴き出すこともあります。
設計事務所との丁寧な打ち合わせは、対話の架け橋にもなります。
■ 設計事務所という選択肢の強み
ランドマークでは、若い世代のお客様こそ「設計事務所でじっくり考える家づくり」に
向いていると考えています。
ハウスメーカーのような規格住宅ではなく、
「人生の設計図」に沿った住まいづくりをお手伝いするのが、私たちの役割です。
将来を見据えて可変性を持たせたり、ご予算に応じて優先順位を整理したりすることで、
長く愛される住まいを実現しています。
また、奈良県の気候や条例、土地の特性に詳しい地域密着の設計事務所として、
土地探しからアフターケアまで一貫してサポートできるのも大きな強みです。
■ 終わりに 〜若いうちの家づくりは「人生づくり」〜
家を建てるというのは、単なる「建物の購入」ではなく、「家族の未来に責任を持つ選択」です。
若いうちだからこそ、真剣に考える価値があります。
予算も知識もまだ足りないからと、先送りするのではなく、
「今だからこそ建てる意味」と向き合うことが、後悔のない人生設計につながるはずです。
ぜひ、家づくりの第一歩を、ランドマークと共に歩んでみませんか?
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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