土地からの家づくりは、まず、建築会社に相談しましょう
奈良県で一戸建てを主に建築するランドマークです。
家づくりには、当然ながら、土地の取得が先決になります。
建売住宅は、土地と建物がセットで、１回での購入（決済）になりますので、
特に意識しなくても、住宅ローンの審査が通りましたら、購入ができて、簡単で楽です。
しかし、土地の購入と、建築が別の場合は、資金計画が少し手間になります。
注文住宅がそれですね。
といいますのも、
土地を先に購入し、自分の土地になってから、住宅を建てるのが 「注文住宅」 に
なりますので、
支払いは、土地代金は、・・・・・土地の売主に、支払い。
家の建築費などは、・・・・・・・・・建築会社に、支払い。
になりますので、そのタイミングにあわせた支払い（ローン）の手当てが必要になります。
これは、なかなか初めての人には、難しいことになります。
気に入った土地が見つかった場合は、その土地の購入について、
「不動産業者が住宅ローン」を手配していただけますが、
ここに、少し問題が発生する要因があります。
と言いますのも、
「土地だけのローン」はそもそも存在せず、
「住宅ローンの一部としての土地の融資」 になるからです。
ここで、ご理解をいただくことが必要なことですが、
土地だけの斡旋をする不動産業者は、「便宜的に、大体の住宅の金額を想定」して、
住宅ローンを銀行に申し込みし、土地融資を引き出しますが、
土地の不動産業者は、
（１）土地の売買代金の支払い
（２）自身の不動産斡旋手数料などの支払い
これだけが支払いができますと、その業務が終了し、関係がなくなります。
家の完成までは、関わりません。
ここまでで、不動産業者は終了！！
このあとの支払いは、住宅ローンの残り枠で、
建築工事費の支払いを、建築主がすることになります。
ここから、工務店を見つけて、工事費の見積もりを取ると、資金が不足する場合や、
着工時金、上棟時金の支払いの手続き（「つなぎ融資」と言います。）が困難になったり、
給水分担金や設計費などの諸経費の手当てをすることにに直面します。
ここで、はじめて、銀行と打ち合わせをしながらの資金の手当てになります。
銀行によって、建築費の中間金の 「つなぎ融資」 をしないところもあります。
逆に考えますと、土地が見つかった場合は、その土地代金の支払いまでに、
まず、すぐに、建築会社（工務店）を見つけるべきです。
残りの融資など、その工務店が、すべての資金繰りをみてもらえるものと思います。
（大工さん直接契約の場合はできないことも多々あります）
このように、家造りは、総額の資金計画ができていても、その中間の資金繰り計画が
できていないと、大変なことが起こります。
また、土地が売れやすいように、
土地代や斡旋手数料を高く配分し、、
住宅の建築費をその分、極端に安く配分し、
住宅ローンを組むと、土地購入後に、建築工事ができず、
安さ自慢の住宅会社を探すなど、困ることにもなります。
ぜひ、土地探しからの場合は、弊社にご相談ください。
適切な資金計画や、銀行選びをさせていただきます。
