銀行融資の審査方法を知ることが肝心です。
奈良県で注文住宅や分譲用地で家を建てるランドマークです。
家づくりの勘所は、融資の資金づくり。
いろいろな情報がありますが、なかなかわかりにくいのが融資の選択。
いくら融資を受けるのが良いのか、いくらまで融資が受けられるのか。
金利の低い現在は、変動金利で0.6~0.7%が多いですが、
この金利の低い時期に、固定金利を選択するのも方法。
35年全期間固定のフラット35では、1.03%等の商品があります。
いくらまで借りられるかは、 「返済比率」 という尺度があり、
年収から、住宅ローンに充てられる金額の比率で、
年収400万円を境に、フラット35では、
(A)400万円以上の人は、35%まで返済に充てられる。
(B)400万円未満の人は30%まで返済に充てられる。
などとなっています。
例えば、理論上は、
(A)年収410万円の人が、フラットの35年返済では、1.03%で、35%。
元利年額143万円、月額11.9万円までとして、4100万円までの融資。
(B)年収390万円の人が、フラットの35年返済では、1.03%で、30%。
元利年額117万円、月額9.75万円までとして、3400万円までの融資。
となります。
そこで、金利低い変動の0.7%の場合はもっと借りられそうですが、
返済比率上は、
実は、変動金利の方が有利のようで、そうとも限らないのです。
それは、 「実行金利」 と 「審査金利」 の違いです。
実際は、変動金利のほうが、毎月の返済額が低いのでより多く借りられそうですが、
違うのです。
貸す側の銀行にとっては、変動金利は、目先は安いですが高くなるリスクがあります。
そこで、「実行金利」が0.7%でも、「審査金利」を3.8%などで計算します。
変動金利で、年収410万円の人は、35年で、0.7%の融資でも、
審査金利を3.8%としますと、返済比率35%で、
2700万円になります。
フラットの35年固定金利の1.03%より、融資額が低いですね。
(銀行により、審査金利が異なります)
不思議のようですが、ここが勘所です。
返済額は高いながら、固定金利のほうが融資額が増える可能性が高くなります。
必ずしも、このような審査になりませんが、
融資については、いろいろな要素がありますので、
ランドマークが、提案させていただきます。相談にお越しください。