橿原市のH様、杭工事をしました

奈良県橿原市で注文住宅の家づくりをするランドマークです。

このたび、橿原市でH様の基礎工事前に、地盤補強として、湿式柱状改良杭の

工事をさせていただきました。

IMG_5117.JPGきれいな分譲地で、まったいらの敷地ですが、建物を支える地盤の支持層は

深いことが地盤調査で分かりましたので、6m余の杭を施工することになり

ました。

当初の事業計画では杭工事費をある程度の深さで見込んでいます。

正確には、着工前の調査結果により、精算になります。

IMG_5130.JPG

600㎜φ穴を掘り、その先端のキリを逆回転しながら固化材を充填して、

現場打ちのコンクリート杭にします。

コンクリートを「打つ」という表現ですが、ガンガンと叩くわけではなく、

流し込むような感じになります。

IMG_5137.JPGコンクリートは、水と反応して、「水和反応」で硬化しますので、この地盤の中で

徐々に固まり、堅固な杭体を形成します。

乾燥して固まるのではありません。

IMG_5131.JPG杭頭は基礎に当たる部分を所定の高さになるように、杭打ちをしながら、

整形をします。

大きなビルのプレキャスト鉄筋コンクリート杭の場合に杭頭処理をして、

杭頭の高さを整形する
のと同様になります。

IMG_5132.JPG

600㎜φの杭を910から1820の間隔で打ちますので、一見して非常に多量の

杭が並ぶような形になります。

20年以上前は、このような杭はあまり使わないで家づくりをしていましたが、

今や杭が主流になり、地震でも建物が地盤の支持層に確実に乗ってますから、

安心ですが、

将来、建て替えの際には、地盤に大量の杭体があり、平成の遺跡になるように

思います。

50年、100年の将来はそれを解決する方法が確立されるものでしょう。

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