橿原市のH様、棟上げです。
奈良県橿原市で、注文住宅を建てるランドマークですが、
このたび、H様の家で棟上げをさせていただきました。
午前中には、1階は早くも出現してきました。
土台には、強い地震に働く 「制震工法」 の減震ベースが設置されています。
この制震工法により、巨大地震の際には、建物の揺れが半減されますので、
家内部の家具が吹き飛び、家族の体にダメージを与えることがない効果が
あります。
いつか確実に来ると言われる東南海地震ですが、過去の経験より、160年
サイクルで襲われる地震がすでにその時期が来てるのに、地震がないので、
今後はより大きな太平洋プレートのずれるエネルギーがたまり続けている
ことになります。
決して、地震がないから良いのではなく、確実にその破壊的なエネルギーが
たまり続けていることになります。
H様の家の特徴は、大きな庭を高い塀で囲む 「光庭」 です。
大開口の3連窓の外には、外界から隔離された庭が広がります。
シャッターを閉めなくても、隣地や道路からは、見えないリビングの空間が
伸びやかに広がります。
このような.、室内からは開放的で、外部からは見えない 「光庭」 は、
今、首都圏の高級住宅街では流行りのようで、以前、見学した世田谷の
総合住宅展示場にその事例がありました。
この光庭は、H様が当初から、ご希望されたもので、初期の打合せ時から、
ネットの写真をご提示いただき、そのご意向に沿うように設計してきました。
H様との共同の作品で、これこそ、 「注文住宅」 の醍醐味です。
この家にも、しっかりと、夏の酷暑の太陽光の輻射熱を95%反射する
特許遮熱工法が施されています。
この遮熱アルミシートの外部には、熱気を排出する通気層もあり、棟上げの際に
仕込みをします。
この遮熱シートは、包装のプチプチの表裏両面に分厚いアルミを貼っていますので、
熱と湿気を完璧に遮断します。
これですから、夏は、ほぼエアコンが要らない家になります。
現場には平面詳細図や展開図などの詳細図が常備され、大工さんなどの
職人さんに、注文住宅の打合せ事項が伝わるようになっています。