地震の危険性は高まりつつあります

奈良県で一戸建て注文住宅を建てています。

阪神淡路大震災から早くも30年が経ちました。

奈良県で起こる地震とは違うメカニズムで淡路の野島断層等が原因とのこと。

東南海地震は、この400年に4回起こり、最新は昭和南海地震で、1946年でした。

それからもう約80年ですから、今からの新築住宅では、建物の存在する間に

巨大地震が起こるおそれは確率が高まりつつあります。

このところ大きな地震はありませんが、危機が去った訳けでなく、

地層のずれからの地震エネルギーがたまり続けるとみるべきです。

地震は複雑な地層や断層や月の引力など、パラメーターが多く、

予想はできないというのが定説です。

私たちは巨大地震は必ず来るとの理解で、

それに備えることが家族を守ることが必要であり、

家等の財産を守るべきです。

国は、耐震構造を薦めて、耐震等級の法制化をしてきましたが、

私にはまったく違う見解があります。

建物をひたすら高くすることより、

地震で揺れない家にするべきなんです。

皆さん、電車やバスに乗るときに強いけども硬くてゆれるのに乗りたいですか?

例えますと、頑丈なダンプカーに乗るか、足回りの柔らかいバスに乗るか

の違いです。

国がやってることは頑丈なダンプカーに乗れということです。

しかし、固い住宅は、強くてビクともしないが、

ビクとすると崩壊します。

これは、意外にも国の地震試験で証明されました。

ランドマークは、巨大地震の備えて、足周りが柔らかくしなやかで、

揺れが少ない家をお薦めし、つくり続けています。

柔らかく強いバスに乗るようなものです。

減震ベースという揺れを吸収する金物を家の土台に装着することで、

先の大阪北部地震でもその地震があったことが感じることもなかった

ことで、評価を受けています。

この減震ベースは私の契約する会社からでないと入手できません。

地震には建物を固くしたり、

耐震等級をただただ高くするのは誤りです。

実は、固い方の建物が倒れ、

柔らかい方の建物が地震に残りました。・・・国の実験(日経新聞より)

これは多くの住宅メーカーの営業マンには理解できないようで、

今も耐震等級を喧伝しておられます。

耐震等級を高めることは簡単で、その分の耐力壁を多用することでできます。

最も大切なことは、しなやかで強い家です。

<地震に強くしなやかな家>