■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■「住宅は絶対に失敗できないのはなぜ?」
家づくりを検討される皆さまから寄せられる質問にお答えするこのコーナー。
今回もお悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
今回のテーマは、「住宅は絶対に失敗できないのはなぜ?」
新築住宅の価値が落ちる仕組み
家を新築して「理想の住まいが完成した」と喜んだとしても、
購入の瞬間からその家の価値は“中古住宅”となります。
この時点で、住宅の市場価値(時価)は多くの場合下がります。
仮に「やっぱり住み替えたい」と思った場合、
住宅を売却してもローンの残高を清算できず、
新たな家を建てるために追加資金が必要になるケースがほとんどです。
こうしたことが起こるのは、時間が経つほど建物自体の価値が下がることや、
市場での新築住宅のプレミアム価格が関係しています。
住宅ローンがあるとやり直しが困難な理由
これまでランドマークには、多くのお客様から「家づくりのやり直し」について
ご相談をいただいてきました。
しかし、住宅ローンを組んだ後では、ほとんどの場合やり替えが難しい
というのが現実です。以下の事例をご紹介します。
【事例】家づくりで後悔、でもやり直せない現実
あるご家族が、建売住宅を購入しました。
住宅ローンを組み入居してしばらく経った頃、
断熱性の低さや家事動線の不便さに不満を感じるようになりました。
「もっと性能や設計にこだわった家を建てたい」とのことで
ご相談にいらっしゃいましたが、既存の住宅ローンを清算するのが難しく、
新築時の計画に戻ることはできませんでした。
結果として、追加の設備工事や小規模なリフォームを行うだけにとどまり、
大きな不満を解消することはできませんでした。
このようなケースからわかるように、
一度住宅ローンを組むと、その負担は簡単には解消できないため、
やり直しのハードルが非常に高くなります。
新築時に「納得」を目指す家づくりの重要性
こうした現実を踏まえると、
新築時に後悔しないための準備と計画がいかに大切かがわかります。
以下のポイントに注意しながら計画を進めることをおすすめします:
- 自分たちのライフスタイルや価値観を明確化する
- 専門家との丁寧な話し合いを繰り返す
- 性能面やデザインへの妥協をしない
ランドマークでは、お客様の一生に一度の家づくりが成功するように、
初期段階からじっくり時間をかけたサポートを行っています。
「こうしておけばよかった」という後悔を残さないため、
一緒に理想の家を作り上げていきましょう。
「次回の【お答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せくださいね!」
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