■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 奈良で実現する家族の成長に合わせて変化できる可変性のある家づくり
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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奈良で実現する家族の成長に合わせて変化できる可変性のある家づくり
小さなお子様がいる30〜40代のご家族ですと、
「子どもが成長したら今の家で部屋は足りるだろうか?」
「将来在宅勤務になったら仕事部屋が必要になるかも…」
といった将来の暮らしへの不安をお持ちではないでしょうか。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りを変えられる可変性のある家づくりなら、
そんな不安を軽減できます。
実は奈良市や生駒市など奈良県内で家づくりを検討される方の中にも、
「長く安心して住める柔軟な注文住宅にしたい」という声が増えているんです。
私たち奈良の設計事務所ランドマークでも、
一級建築士の視点から30年先を見据えた柔軟な間取りのご提案を心がけています。
今回は、奈良で注文住宅を建てるうえで家族の成長に合わせて変化できる家を
実現するための具体的な設計アイデアについて、専門的なポイントも交えて詳しく解説します。
将来を見据えた家づくりのヒントとしてぜひ参考にしてくださいね。
将来を見据えた可変性のある家づくりとは?
「可変性のある家づくり」とは、
家族のライフステージの変化に応じて間取りや使い方を柔軟に変えられる住宅設計のことです。
お子様の成長、働き方の変化、収納する物の種類や量の増減など、
住まいに求められるニーズは10年後20年後と大きく変わっていきます。
例えば今は幼児のお子さんが一人でも、将来二人目が生まれたり、
小学生・高校生へと成長すればプライバシーも必要になりますよね。
また、テレワークが一般化したことで在宅ワークスペースの必要性が高まったり、
逆にお子さんが独立した後には空いた部屋の活用法を考えたりするかもしれません。
こうした将来の変化にあらかじめ対応できるよう計画するのが可変性のある家づくりです。
ただ闇雲に広い家を建てれば良いという訳ではなく、
必要なときに必要な空間を生み出せる工夫がポイントになります。
具体的には、後から間仕切りを追加・撤去できる子ども部屋、フレキシブルに使える予備スペース、
可動収納や造作家具、構造上リフォームしやすい設計などが挙げられます。
ランドマークではお客様の「将来こんな暮らし方をしたい」という展望を丁寧に伺い、
奈良の気候風土や敷地条件も踏まえながら、
将来にわたって快適・安心に暮らせる柔軟な注文住宅をご提案しています。
では具体的に、家族の成長に合わせて変化できる家を実現するための設計ポイントを
一つひとつ見ていきましょう。
子ども部屋は成長に合わせて間仕切り可変に
お子様の成長に対応できる間取りの代表例が子ども部屋の可変間仕切りです。
小学校に上がるまではきょうだい一緒に広々と遊べるプレイルームとして使い、
成長に合わせて仕切って個室に変えられるようにしておく方法ですね。
例えば最初は12畳程度の一つの大きな空間として設計し、
入口ドアや照明スイッチを将来二部屋に分けることを見越した位置に二つずつ設置しておきます。
そして必要になれば中央に家具や建具で間仕切りを設置し、
6畳ずつの独立した子ども部屋に早変わり、というわけです。
このように計画しておけば、小さいうちは siblings (きょうだい)でのびのび遊べ、
大きくなればプライバシーを確保した個室が手に入ります。
さらにランドマークでは、将来間仕切りを設置する際に大掛かりな工事とならないよう
下地補強や構造計算も工夫しています。
壁を作る予定の位置にあらかじめ下地を入れておいたり、
コンセントの位置を両部屋から使いやすいよう考慮したりすることで、
リフォーム時の負担を軽減します。
実際に奈良で注文住宅を建てられたお客様からも
「子どもが成長してからスムーズに部屋を分けられて助かった!」というお声を
いただいており、可変間仕切りのメリットを実感していただいています。
ポイントは、今はオープンでも後で仕切れる準備をしておくことです。
逆にお子さんが独立された後は、間仕切りを外して再び大きな一室に戻し、
ご夫婦の趣味室や来客用の部屋として活用することもできます。
こうした柔軟さがあれば、家族構成の変化による
「部屋が足りない」「使っていない部屋がもったいない」といった悩みを減らすことができますね。
在宅ワークにも対応できるフレキシブルな空間
昨今は働き方改革やテレワークの普及により、
ご自宅に在宅ワーク用のスペースを求める方も増えました。
30〜40代の子育て世代の中でも、将来「自宅で仕事をする可能性がある」と考えておられる方は多いでしょう。
そこで、最初から専用の書斎を用意しておかなくても、
将来必要になった時に在宅ワークに適した空間に変えられるよう計画しておくと安心です。
例えばリビングの一角に最初はお子様の遊び場やスタディコーナーとして使える
多目的スペースを設けておき、必要に応じてパーテーションや造作家具で仕切って
簡易的なワークルームにできるようにします。
リビング続きのオープンスペースならお子さんの様子を見守りながら家事ができますし、
将来テレワークする際には間仕切り扉を閉めて集中できる書斎コーナーに早変わりします。
また、寝室の一部をカウンターデスク付きのワークスペースにしておく方法もあります。
普段は鏡台や読書コーナーとして使い、
必要な時だけ仕事用に使えるようにしておけば無駄がありません。
ランドマークの設計では、こうしたフレキシブルな空間づくりのために
コンセントやネット回線の配線計画にも余裕を持たせています。
将来間仕切り壁を設ける可能性がある場所にはコンセントを両面使えるよう配置したり、
Wi-Fiだけでなく有線LANも後から設置しやすいよう配管スペースを確保したりと、
細かな工夫を凝らしています。
「最初は子どもの勉強スペース、将来は自分の在宅ワーク室として活用できて助かっています」
という声もあり、ライフスタイルの変化に対応できる間取りが子育て世代の安心につながっていると感じます。
成長に合わせて進化するフレキシブルな収納計画
お子様が小さいうちはおもちゃやベビーカー、成長すれば学校の教材や部活の道具、
さらに大人になれば趣味の用品や思い出の品…と、
持ち物は家族の成長とともに変化し増減していきます。
そこで重要になるのがフレキシブルな収納計画です。
将来にわたって快適な暮らしを続けるためには、
「今の荷物をしまう収納」ではなく「将来の変化に対応できる収納」を考える必要があります。
具体的には、可動棚や組み替え可能な収納システムを採用しておくと便利です。
クローゼット内部に高さを調節できる棚板を設ければ、
乳幼児向けのおもちゃ収納から中高生の部活道具収納、大人の趣味のコレクション収納まで、
中身に応じてレイアウトを変更できます。
また、小屋裏収納や床下収納、階段下収納など成長とともに使い方を変えられる空間も有効活用しましょう。
例えば小屋裏は幼児期には使用しない季節物の収納に、
お子様が大きくなれば思い出の品を保管するギャラリー的な使い方に、
といった具合にライフステージごとに役割を変えられます。
ランドマークでは、お客様の持ち物の将来的な変化までヒアリングした上で収納計画を行います。
「今は使い切れていない収納が将来ちょうど良くなる」
「ライフスタイルが変わっても収納場所に困らない」といった声をいただくように、
最初から少し余白のある収納設計にしておくのがポイントです。
さらに奈良の気候を考慮し、湿気がこもりにくい風通しの良い収納(押入や納戸に換気口を設置する等)や、
衣替えがしやすい動線計画(ファミリークローゼットの配置など)も取り入れています。
成長や季節の変化に“進化”できる収納があれば、暮らしが変わってもスッキリ快適さを保てますね。
将来のリフォームを見据えた構造で長く住める家に
可変性のある家づくりを語る上で見逃せないのが、
将来的なリフォーム・リノベーションのしやすさです。
間取りの変更や増改築を前提にした構造計画にしておくことで、
住み始めた後のライフステージ変化にも柔軟に対応できます。
せっかく奈良で念願の注文住宅を建てても、「構造的に壁を動かせずリフォームできない」
「配管の関係で増築が難しい」となっては、将来の選択肢が狭まってしまいますよね。
ランドマークでは、**スケルトン&インフィルの考え方も取り入れつつ設計を行っています。
これは建物の骨組み(スケルトン)と内部造作(インフィル)を分離して考える手法で、
構造躯体はしっかり頑丈に作りつつ、内部の間取りは比較的自由に変更できるようにするものです。
具体的には、主要な柱や耐力壁を計画的に配置して広いスパン(柱と柱の距離)**を確保し、
将来間仕切りを動かしたくなった時に構造に影響しないようにします。
また水回り(キッチン・浴室・トイレ)をできるだけ一箇所にまとめて配置することで、
将来レイアウト変更しても配管の大掛かりな移設工事が不要になるよう工夫しています。
例えば「子どもが独立したらキッチンを拡張してダイニングを広くしたい」
というようなご希望にも、あらかじめ対応できる構造だと安心です。
実際に奈良県内で当社が手掛けた住宅でも、
10年後に間取り変更のリフォームをされたお客様が
「構造体のおかげでスムーズに工事できた」とおっしゃっていました。
耐震等級など構造の強さを確保するのは大前提ですが、その上で将来改造しやすい骨組み
にしておくことが、長く住める家づくりの秘訣です。
これにより家族のライフイベントに合わせて住まいをアップデートでき、
住み替えせず愛着のある我が家に住み続けることができます。
奈良の気候・環境に合わせた快適な住まいづくり
家族が長く快適に暮らすためには、奈良の気候や立地条件に合った住まいにすることも重要です。
奈良県(奈良市や橿原市、生駒市など)は盆地特有の気候で、夏は蒸し暑く冬は底冷えし、
さらに一日の寒暖差も大きい地域です。
そのため、高断熱・高気密な建物性能と効果的な通風採りが欠かせません。
具体的には、壁や屋根にしっかりアルミ遮熱材を入れて夏冬の外気温の影響を受けにくくしつつ、
南面には深い軒や庇(ひさし)を設けて真夏の強い日射を遮る設計が有効です。
冬は日中の日射を取り入れて室内を暖め、夜間は断熱+気密で冷気を遮断することで底冷えを防ぎます。
また奈良は年間降水量も適度にあり、梅雨時期の湿度も高くなりますので、
計画的な換気計画や調湿建材の活用もポイントです。
ランドマークでは各室に適切な窓配置を行い、
季節の風を上手に通せるようシミュレーションしながら設計しています。
例えば南北に抜ける風の通り道を確保したり、
高窓や吹き抜けを用いて暖かい空気を逃がしたりといった工夫です。
奈良市内の平坦な土地はもちろん、生駒市の丘陵地や王寺町のように周囲に山がある立地でも、
その土地ならではの風向き・日照を読み取ってプランニングしています。
さらに、奈良は京都・大阪にも近く都市部への通勤圏でもありますので、
郊外でも昨今は在宅ワーク中心で過ごす方もいます。
先ほど触れた在宅ワークスペースについても、周囲の音環境や日当たりを考慮した配置にすることで、
一年中ストレスなく過ごせる家になりますよ。
また、夏の夕立や台風シーズンの大雨にも備えて排水計画をしっかり行ったり、
冬場の乾燥対策に適した加湿換気システムを採用したりと、奈良の風土に合った設備仕様を選ぶことも欠かせません。
地域の気候に精通した設計事務所だからこそできるきめ細かな対応で、
家族がいつまでも健康で快適に暮らせる住まいを実現します。
ランドマークだからできる「奈良で長く安心して暮らせる家」
最後に、私たちランドマークの家づくりへの思いについて少しお話しさせてください。
奈良で注文住宅を建てる多くの施主様が、「この家でずっと家族が幸せに暮らしていけるだろうか?」
という期待と同時に不安も抱えておられます。
だからこそ、一級建築士である私たちは将来を見据えたプランニングを非常に大切にしています。
子育て世代のお客様には、お子様の成長やライフスタイルの変化まで見通した間取り提案を行い、
「本当に建てて良かった」と10年20年先に思っていただける家をご提供したいと考えています。
実際にランドマークで設計・施工したお住まいでは、
可変性のある家ならではのエピソードがたくさん生まれています。
お子様が独立した後、間仕切りを外して生まれた空間をホームシアターにされたご家庭。
趣味が高じて在宅ワークスペースをホビールームに模様替えされたご主人。
収納に余裕があるおかげで急な来客時も家中がすっきり片付いている奥様…。
皆さま口を揃えておっしゃるのは「将来を考えて柔軟な間取りにしておいて本当に良かった!」
という安心のお言葉です。
私たちもその言葉を励みに、奈良の皆さまに可変性の高い注文住宅をご提案し続けております。
家族の成長に合わせて変化できる住まいは、将来どんなライフイベントがあっても
対応できる懐の深い安心感があります。
これから奈良市をはじめ奈良県内で家づくりをお考えの方も、
ぜひ将来像をじっくり思い描きながら可変性のある家づくりにチャレンジしてみてください。
ランドマークでは地元奈良の設計事務所として培った知見を活かし、
ご家族皆様が末長く笑顔で暮らせる住まいづくりを全力でお手伝いいたします。
一緒に、30年後も「この家にして良かった」と思えるマイホームを実現していきましょう!
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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