■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 巨大地震に備える:「免震に近い」制震工法(減震ベース)の本当の効果とは?

こんにちは! 今回も、お悩みにお応えしていきます!

奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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巨大地震に備える:「免震に近い」制震工法(減震ベース)の本当の効果とは?

「地震、大丈夫ですか?」 最近、全国各地で揺れが多くなってきましたね。

そんな話をすると、「まあ奈良はあまり揺れないから大丈夫」とおっしゃる方もいらっしゃいますが……。

ちょっとお待ちを。

奈良県も、実は活断層が点在しており、南海トラフ巨大地震の影響も想定されているエリア。

家づくりを考える方にとって、「地震への備え」は今や必須科目。国語・算数・理科・地震対策、です。

そんななか、ランドマークが標準仕様で採用しているのが、いわゆる“制震工法”の一種「減震ベース」。

「制震」と聞くと「耐震よりはマシだけど、免震ほどじゃない?」と思われがちですが……。

実はこの減震ベース、かなり「免震に近い」性能を持っているのです。

今回はこの“免震に限りなく近い制震”の魅力について、

くすっと笑える例も交えつつ、真面目にお届けします!


■ 耐震?制震?免震?いまさら聞けない「地震対策の基礎知識」

住宅の地震対策には主に以下の3つの方式があります:

  • 耐震構造:「揺れに耐える」…筋交いや耐力壁などでガチガチに固めるスタイル。頑張り屋さん。
  • 制震構造:「揺れを吸収」…構造体の中にダンパーやスライダーを仕込み、ショックを緩和。クッションのような存在。
  • 免震構造:「揺れを伝えない」…建物の下に装置を入れて、建物そのものを地面から切り離す。まるで空中浮遊。

免震は高性能ですが、そのぶんコストも高く、導入には地盤条件や建物重量など複雑な調整が必要です。

それに対し、制震工法は「コストパフォーマンス」「汎用性」「施工性」に優れた選択肢。


■ 減震ベース工法って、どんな工法?

ランドマークが採用している「減震ベース」は、

制震の中でも特に“建物と基礎の間に緩衝材を入れる”という点で免震にかなり近い発想です。

具体的には:

  • 基礎と構造体の間に「特殊な滑り構造」を設置
  • 地震のエネルギーが伝わる前に“スルッと逃がす”構造
  • 免震装置ほど大げさではなく、施工やメンテナンスも現実的
  • 木造2階建て住宅において、揺れを最大で50%以上軽減する実例も

つまり……「免震みたいな制震」、

略して“免震もどき”と呼んでも、怒られない性能です(いや、呼びませんけども)。


■ 「減震ベース」が優れている5つの理由

① 揺れの質を変える:急激な加速度を和らげる

耐震は「踏ん張る」、減震ベースは「受け流す」。

この違いは、揺れが“ガーーン”とくるか、“ユサッ”とくるかの違いです。

家具や冷蔵庫の転倒率も大幅に激減。

② 被害を最小限に抑え、「住み続けられる家」へ

地震後に壁に大きなひびが入って「住めなくなった」という事例もありますが、

減震ベースは構造体の破損リスクを大きく減らすことで、避難所生活のリスクを回避します。

③ コストが現実的で、お財布にやさしい

免震は性能は良くても、設置費用が200万円〜400万円にもなりがち。

その点、減震ベースは標準仕様にできるほどのコスト圧縮が可能。

④ メンテナンスがほぼ不要

機械式の免震装置と違い、減震ベースは構造的にシンプル。

長期的な点検や部品交換の心配もほとんどありません。

⑤ 奈良県のような内陸地震にも効果的

断層直下型の急激な揺れにも、減震構造は抜群に強い。

南海トラフよりも先に起きる可能性が高いのが、奈良盆地型地震。備えるなら今です。


■ ランドマークの家づくり:揺れも、心配も、やわらげる設計

ランドマークでは、全棟にこの「免震に近い制震工法=減震ベース」を採用。

お客様には追加費用なしで、地震に強い家を建てていただけるよう標準装備としています。

設計士が直接お話を伺いながら、お住まいの敷地条件や生活スタイルに合った最適な構造をご提案。

地震が来ても「揺れた?気づいた?あれくらいなら大丈夫やったな」

と笑って過ごせる、そんな家を目指しています。


■ 結論:「揺れに耐える」から「揺れを受け流す」時代へ

住まいは命を守る最後の砦です。

そしてその砦が、揺れを上手にいなす「柔よく剛を制す」タイプなら、なおさら頼もしいですよね。

減震ベースはまさに、そんな家づくりのベースになる工法です。

奈良県で注文住宅をお考えの方、設計士と直接相談しながら地震にも備えた家を建てたい方は、

ぜひランドマークにご相談ください。

次に大きな揺れが来る前に、いま“家づくりの防災”を一緒に始めましょう。


次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、

皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。

ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!

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