■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 土地選びは「建築士の視点」が不可欠な理由
ChatGPT:
こんにちは!
今回も皆さまの大切なお悩みにお応えしていきます。
奈良で注文住宅をご検討の方に、家づくりの知恵をお届けいたします。
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■土地選びは「建築士の視点」が不可欠な理由
「売り土地を探す」と聞くと、多くの方は不動産仲介会社を最初に訪ねると思います。
確かに、不動産会社は土地情報を持っており、物件を紹介してくれる窓口です。
しかし、その土地にどんな家が建てられるのか、そして実際にどのくらいのコストで実現できるのかまでは、
不動産会社では判断できないことが多いのです。
建築士は、敷地にかかる法規制(建ぺい率・容積率・高度地区・斜線制限・景観条例など)を
瞬時に確認できる「専門家」。
つまり、「この土地に、どのような住まいが実現できるのか」を、
具体的な設計イメージとともに示すことができる唯一の存在です。
■不動産会社の落とし穴
不動産会社は「土地を売る」ことが主な目的です。
土地を売ること自体は悪いことではありませんが、建物を含めた総予算や生活のしやすさまでは考慮してくれません。
そのため、よくある失敗例として、
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土地に予算をかけすぎてしまい、建物に必要な資金が残らなかった
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高低差のある土地を選んでしまい、外構工事や造成費が思った以上に膨らんでしまった
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規制によって理想の間取りやボリュームが実現できず、妥協した家になってしまった
といったことが挙げられます。
このような「後から気づく落とし穴」を防ぐために、建築士と一緒に土地を検討することがとても重要なのです。
■建築士が加わるメリット
建築士が土地探しに関わると、次のような利点があります。
■資金計画とのバランスを取れる
土地と建物、外構、諸費用までを含めた「総予算」を見ながら、無理のない家づくりを提案できます。
■設計の自由度を見極められる
「この土地なら吹き抜けのLDKが可能」「二世帯住宅として将来増築がしやすい」など、
将来を見据えた具体的なプランが描けます。
■暮らし方を想定できる
庭や駐車場の配置、隣家との距離感、光や風の入り方まで踏まえたアドバイスが可能。
単なる“土地の広さ”ではなく、“生活の豊かさ”を見据えて判断できます。
■法律的リスクの回避
建築基準法・都市計画法・景観条例など、素人には分かりにくい制限をその場で判断し、
安心できる選択につなげます。
★土地選びから建築士に相談するという選択
家づくりは「土地を買ってから考える」のではなく、
「建築士と一緒に土地を見極める」ことから始めるべきです。
建築士が同席すれば、購入前にその土地の可能性とリスクを把握でき、安心して契約に進めます。
つまり、土地探しにおける最大のパートナーは建築士なのです。
売買を仲介するだけの立場ではなく、将来の住まいの全体像を描ける専門家だからこそ、
ご家族にとって本当に価値のある土地を選び出すことができます。
これから土地探しを始める方は、不動産会社のチラシや広告だけで判断せず、
ぜひ「建築士の視点」を取り入れてください。
後悔のない、納得できる家づくりの第一歩となるはずです。
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次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまの疑問や不安を解消するヒントを、設計士の視点から丁寧にお届けします。
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