■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ ⚡再エネ賦課金とは?電気代が高くなった本当の理由を知る
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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⚡再エネ賦課金とは?電気代が高くなった本当の理由を知る
「最近、電気代が高くなった気がする」
「節電しても、あまり請求額が下がらない」
そんな声をよく聞きます。
実は、その原因のひとつが**“再エネ賦課金(さいエネふかきん)”**という制度です。
この再エネ賦課金、ニュースでもよく耳にしますが、
実際には「何に使われているのか?」「なぜこんなに高いのか?」を
正確に理解している人は意外と少ないのです。
■ ① 再エネ賦課金とは「再生可能エネルギーの支援金」
再エネ賦課金とは、
太陽光発電・風力発電・地熱発電など、
再生可能エネルギーを普及させるための費用を、
国民全員で分担して支払う仕組みです。
つまり、私たちが毎月払う電気代の中には、
「再生可能エネルギーの支援金」が含まれているということです。
電力会社は、太陽光発電などの事業者から電気を高い価格で買い取る義務があります。
その“買い取りにかかるコスト”を、私たちの電気料金に上乗せして徴収しているのです。
■ ② 毎月の電気代に「自動的に加算」されている
電気料金の明細をよく見ると、「再エネ発電賦課金」という項目があります。
これが、まさに再エネ賦課金です。
たとえば――
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電力使用量が多い家庭ほど、賦課金も高くなります。
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単価は毎年変動し、2024年度(令和6年度)は1kWhあたり3.49円と過去最高水準。
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月400kWh使う家庭なら、「約1,400円前後」が再エネ賦課金として上乗せされています。
つまり、節電しても賦課金部分は避けられない固定負担なのです。
■ ③ 電気代が上がっている“本当の理由”
電気代の上昇にはいくつかの要因があります。
しかし、特にここ数年で大きいのがこの再エネ賦課金です。
電気代の構成は次の3つ。
1️⃣ 電力量料金(使った分)
2️⃣ 燃料費調整額(原油・LNGなどの輸入価格による)
3️⃣ 再エネ賦課金
このうち、「1」と「2」は節電で減らせるのに対し、
「3」の再エネ賦課金だけは、節電しても減らせません。
国の制度として、全国民が一律に負担する仕組みだからです。

■ ④ 太陽光を設置している家庭にも関係ある?
「うちは太陽光を載せているから関係ない」と思われる方も多いですが、
実は太陽光発電を設置していても、賦課金の支払いは必要です。
理由は、
「発電していない時間帯(夜間など)」に購入する電力に対しても、
再エネ賦課金が課せられているからです。
一方で、太陽光を設置している家庭は、
余った電気を売る「売電制度」でその分の収入があるため、
**結果的に“制度の恩恵を受ける側”**にもなっているともいえます。
■ ⑤ 賦課金が上がり続ける背景
再エネ賦課金の単価は、制度が始まった2012年当初は1kWhあたり0.22円。
それが、現在は**3.49円(約16倍)**にまで上昇しています。
これは、全国的に太陽光・風力などの発電設備が増え、
買い取りに必要な総費用が膨らんでいるためです。
再生可能エネルギーの普及は大切ですが、
同時に私たちの家計にも確実に影響を与えているのが現実です。
■ ⑥ 家づくりでできる「再エネ負担を減らす工夫」
賦課金を直接下げることはできませんが、
家庭の消費電力そのものを減らす工夫は可能です。
ランドマークでは、
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特許のアルミ遮熱工法による“夏涼しく・冬あたたかい”断熱設計
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太陽光を設置する際の「売電より自家消費型」設計
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省エネ家電・LED照明の効率的なレイアウト
など、光熱費そのものを抑える家づくりを標準化しています。
再エネ賦課金は避けられませんが、
“電力消費量”を抑えることで実質的な影響を減らすことができます。
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再エネ賦課金とは「再生可能エネルギーの買い取り費用」を分担する制度
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電気代の中に自動的に上乗せされている
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2024年度は1kWhあたり3.49円と過去最高水準
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節電しても避けられないが、電力消費を減らせば実質負担を軽減できる
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光熱費を抑える“家づくり”が、これからの最善策
電気代の高騰は、もはや一時的なものではありません。
だからこそ、**「賢く使い、減らす家」**をつくることが大切です。
ランドマークでは、再エネ時代にふさわしい“省エネ設計の家”を提案しています。
暮らしやすく、光熱費にもやさしい家――
それが、これからの“本当のエコ住宅”です。
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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