大和郡山市のS様邸。土台伏せ工事。

基礎補強(柱状改良杭)の上、基礎コンクリートを打設し、基礎が完成。

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シートで覆われて見えませんが、コンクリートを打設しています。

しっかり、7日以上の養生期間の後に、型枠を外し、基礎が完成。

その基礎の上に、木製の土台を伏せますが、その土台と基礎の間に、

「基礎パッキング」を敷き、基礎と土台の間に20ミリの隙間を設けています。

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これが、その「基礎パッキング」・・・土台の下の黒いもの。

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この20ミリの「隙間」が、建物全周にあり、建物床下の換気をします。

昔は、基礎のところどころに換気口という四角い開口を設けていましたが、

このようなライン状の大きな空間にはかなわないません。

木造住宅の耐久性は、その木の乾燥状態の維持です。

木の乾燥は構造的な耐久性にとても重要です。

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この木材は、プレカットと言い、コンピュータで設計の上、工場で加工されてきます。

今や、大工小屋で大工さんが一つ一つの継ぎ手、仕口の加工をすることは少なく

なりました。

ただ、弊社の「ランドマークの家」を作る大工さんは、その加工をできる、能力のある

大工さんが揃っています。

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大きな部屋空間を飛ばす「梁」は、その「梁成(高さ)」を大きくし、撓みに強くします。

従来は松材を使うことが多かったのですが、このように集成材を使うことが多くなりました。

構造的には、この集成材が強く安定しています。

木材には、方向性があり、ねじれや収縮をするものですが、この断面のように、いろいろな

方向の木を組み合わせ、「集成材」にすると、構造材として優れた梁になるのです。

次の工程は、上棟です。

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