奈良県の動き 市街化調整区域
選挙が近づき、今日は、地元の県議会議員の県政報告会に出席でした。
公民館に入りきらない人々が集まり、熱気が溢れてました。
今日は、来賓とし、県の2トップが来られ、県の取り組みを意欲的に
説明されてました。
先日も、このブログで主張しましたが、この県会議員も、奈良県の発展は
「人口にある」とのことで、この主張は私もまったく同感です。
人は国力、子供は国の宝です。
現在の家づくりで、喫緊の課題は、実家の近くに家を建てて、新所帯を造りたい
との、人としての普通の欲求を叶えられない規制です。
都市計画法の 「市街化調整区域」 です。
このエリアには、新たな家は建てられません。
その規制の主旨から、市街化すべき区域と、市街化を抑制すべき区域を
定めています。
もちろん、市街化調整区域は、無秩序に開発すべきではありませんが、
でも、普通に、次男・三男(次女・三女)が実家の近くに住居を構えること
まで規制する必要があるのでしょうか?
それを認めても、無秩序に市街化することは無いはずです
吉野郡など、県南部の衰退する地域だけ、県の特例で、サラリーマンなど、
農家でなくても、市街化調整区域の「分家」の建築許可が可能です。
しかし、吉野郡など、県南部のエリアを特例的にせず、奈良県全域に広めて、
県勢を盛り上げたいと活動されている先生がいらっしゃいます。
私も、その議会での質問主意書の作成前に相談を受け、法的な説明をさせて
いただきました。
今日も、会合で、市街化調整区域の分家住宅の県全域への拡大の主張を
されてるのを伺い、先生の熱意の強さに感銘を受けました。
奈良県で、市街化調整区域で家をお建ての際の法規制の対応は
ご相談ください。