高取町のK様、敷地の地盤調査をしました。
奈良県高取町で注文住宅の家づくりをするランドマークです。
このたび、高取町のK様の住宅の工事の準備で、地盤調査をします。
このところ、橿原の会社から、南に向かうことが多くなりました。
明日香村の高松塚の前を通るのが、一番時間距離の短い道です。
写真にはないですが、明日香村や高取町は、桜が満開で、
運転が気持ち良い季節です。
地盤の強度は敷地により変わりますので、
工事前には、すべて、必ず地盤調査をします。
スウェーデン式サウンディング試験が一般的です。
鉄の棒 ( ロッド ) を貫入するのですが、その棒の先端は、スクリューポイントという
ねじの形状の矢になってます。
このスクリューポイントを回転させながら、土地に貫入します。
100kgの錘をつけ、回転数と貫入量の関係で、各深さの強度を調べます。
元は、手で重たいロッドを回すものでしたが、今は機械で回転させ、
調査結果は自動で、その場で打ち出せます。
貫入しては、抜きとりを繰り返し住宅では、4隅と中央の計5点を調べます。
機械の下にはキャタピラーがあり、自走で各測定ポイントに移動します。
調査会社にお任せでも良いのですが、
できる限り立ち合い、自分の目と耳でも、地盤の状態を確認します。
(必ずしも、設計者が立ち合いをする必要はありませんが)
このK様の現場は起伏の多い住宅団地です。
元の山からの、切土の部分と、盛土の部分により、大きく調査結果が異なります。
全数の調査の前に現場を離れましたので、
追って、上がる、敷地全体の調査報告書に基づき、基礎の構造設計をし、
着工に進みます。