住宅ローンは、申込書を、ただ銀行に出すのではありません。
奈良県で、工務店直接契約の価値をつけ、家造りをしています。
家造りは、間取りの打合せと並行して、必ずするのが、資金計画。
資金の裏付けの確認や、融資が適切にできませんと、家ができません。
このため、多くの住宅会社では、 「銀行融資の事前審査を出しましょう」 と
薦められるようですが、必要がないのに、急ぎで銀行に出すのは禁物です。
これは、お客様との注文の関係を固める、住宅会社の目的からで、
施主様ご自身の為にはならない場合が多いからです。
弊社は、しっかり準備をされてからの審査を提案しています。
弊社が銀行に申込をする時は、ほぼ合格の結果が見込まれてからで、
むやみに出すべきはありません。
「出してみましょう」 でなく、 「一発必中で」 審査が通るものしか
出さないのです。
最悪は、十分な準備なしに、銀行審査をすることにより、
その審査の履歴が残ります。
日本中、横断的にすべての金融機関が閲覧できますから、
今後、住宅ローンを利用しての家が建てられないことが
起こるリスクがあります。
ランドマークには、多くの銀行の方々が営業に来店され、
「是非住宅ローンをお願いします」 との、依頼が常にあります。
そのため、事前審査を出す前に、銀行の対応を協議できるのです。
また、銀行融資の仕組みは各社、それそれ異なります。
●銀行融資では、 「個人信用情報」 の審査が必ずあります。
銀行の融資の事前審査申し込み書に、その調査の同意書があり、
署名することになります。
これは必須ですが、過去にカードでお支払いの遅延などの事故がある場合は、
その具体的な日時までの情報が出ます。
その程度により、審査が通るか否決になるかの違いがありますので、
出す前にそのことをお伺いします。
程度が軽い場合は解決します。
引き落とし日に落ちないで、すぐに入金した場合や、
かなり前のことなどです。
代位弁済になった場合など、何年経っても消えない場合があります。
また、奥様と収入合算の場合は、奥様の個人信用情報も対象になります。
ご主人様がクリアしても、同居のご家族様にその問題がありますと、
否決になる場合があります。
その場合は、奥様との合算をしないようにするべきです。
もし、奥様の原因で否決になった場合、
後で、収入合算しないことにしても、もう審査が通りません。
ご家族様に個人信用情報に事故があるとわかると、ご本人が良くても
もう通りません。
そのことから、住宅会社の薦めで安易に審査を出してはならないのです。
住宅ローンの名義をどうするか、収入合算にするか、
よく考えたいものです。
銀行では、住宅ローンを保証なしに融資しないのが普通です。
そのため、住宅ローンの保証を専門にする保証会社の保証をもとに、
融資をしますので、「◎✕保証会社」などの保証がとれるかどうかにかかって
おり、住宅ローンが融資できるかどうかは、銀行自身でも最終はわかりません。
<中には、保証会社の保証無しで、プロパー融資をする銀行はありますが>
ここで、注意を要するのは、この「◎✕保証会社」ですが、数が少なく、
Z保証会社が多くの銀行の保証をしています。
一度でも、Z保証会社で、引っ掛かりますと、そこと提携してる銀行は
もう無理になります。
A銀行で否決になった場合、B銀行やC銀行に行ってももう無理です。
しかし、そのような、カードの情報などを事前にお伺いしていますと、
住宅ローンの名義や、申し込み先の銀行選びなど、
対策を考えて、解決が出来る場合があります。
過去にずいぶん解決してきました。
ここで、弊社とお客様との間では、
そのカードなどの悪い情報も正直に、正確に予め、ご説明いただくことが
肝心です。
審査にかかってから、 「実は」 となっても、出来る対策は少なくなってます。
過去にそのようなことがあったとき、1つの対策をして、ローンを受けること
ができ、解決しましたが、それは、その1点だけだったからです。
「実は」 が繰り返しになりますと、私には対応ができなくなってきます。
良い情報も、悪い情報も、住宅を建てる際には、どの時点かで、お伺いする
時がありますが、正確にご説明をいただくようにお願いしています。
審査が否決になっても、住宅ローンの保証会社の違う銀行がいくつか
あります。
その他の課題として、
銀行が求める 「勤続年数」 が基準に満たない場合、
収入が少なく、奥様と収入合算する場合、
収入が少なく、親が借りて、ご本人との親子リレーにする場合、
年金収入は住宅ローンの収入の対象でない(生活費)こと、
高齢の場合の、完済年齢による返済年数、
400万円前後での年収の返済比率の評価の違い、
収入が少ないながら、資産背景を評価できる場合、
・・・・・・・・・等々
ひとことで、簡単にご披露できない問題や、対策があります。
一級建築士が、住宅会社の営業でない、お客様側の立場で、
設計から、資金づくりまでをする、価値の高い家。
ランドマークにご相談にお越しください。