閑静な住宅街の端正な面持ちの家、奈良市のM様邸
それは、土地探しからの家造りでした。ご希望エリアは絞られてはいました。
奈良駅にほど近く、大きな公園やオシャレなレストランが多く、環境の素晴らしい、
なかなか人気の場所で、売り物件がない中、一つの空き家を特定して、
空家を売っていただく交渉からの家造りです。
ランドマークの提携の不動産業者の成果で、購入することができ家造りが始まりました。
伸びやかな屋根(軒)、大きな連窓はランドマークの家の共通のデザインです。
樋が高価ながら、大型で機能性からもデザインからもこだわりですが、
なによりも、それに共感をいただき、ご建築頂きましたM様の成果でもあります。
家族の集うLDKの各部の造りこみは、細部にわたり、繰り返しの打合せで
決定されまして、まさに注文住宅の醍醐味になります。
間接照明のライトデッキや、ダウンライト、ペンダント、スポットライト、
一つ一つがM様の納得のご選択になり、
家族団欒の間を暖かく演出します。
腕を窓台に載せられる高さになります。
ベッドでなくても、柔らかく体を支える床材になります。
雨に濡れない物干し場になり、干しながら、安心して外出できます。
椅子を置きますと、日光浴が楽しめそうです。
ウォークインクローゼット(収納)はできる限り大きくしたいもので、
寝室に極力家具を置かなくて良いように配慮しています。
特徴の軒天井まである窓の、鉛直モジュールは、ランドマークの家の特徴。
これが美しい外観のフォルムを決めています。
何気ない設計ですが計算しつくしているもので、工務店もそれを理解しています。
ウィンドキャッチ窓の強力な採風と、採光の効果で快適な室内環境を作りだして
います。
元々あった石垣を活かした目隠しフェンスは、高さ設定を現場で決定して、
道路から室内が見えないものの、高過ぎないように検討されています。
一つ一つを、施主様と、ランドマーク、工務店社長の3者が、
丁寧に打合せをする、そんな家造り。
この家造りはこれからも、奈良県の注文住宅、自由設計の家造りに
続けてまいります。