橿原市のH様、地盤調査をしました。
奈良県橿原市で、注文住宅の家づくりをするランドマークです。
敷地の整地工事が終わりましたので、その敷地のベンチマークを設定して、
設計地盤面からの深さで地盤調査をしました。
スウェーデン式サウンディング調査で地盤の深さとその支持力を測定します。
測定機械は小型で、このようなライトバンで運べます。
小型とはいえ、100kgの重しを載せて地盤に鋼棒を深く貫入しますので、
エンジンとモーターが載っていて、とても重たく、キャタピラーで自走します。
鋼棒を貫入しながら、そのそれぞれの深さでの測定を連続的にします。
この機械で、データを記録ながら、現場でも打ち出しができ、調査員の経験と
判断で 地層を間接的に測ります。
盛土の際に、基礎となる部分は、追って掘削しますので、高さを調整しながら
整地をしました。
道路きわまで整地し、道路付近は解体時にクラッシャランが敷かれてます。
この位置は工事中で自動車が載る場所で、土だけでは沈みます。
この地盤調査結果で、基礎の設計をします。
ランドマークは、
特許の制震工法が標準で、巨大地震の揺れを効果的に少なくしますが、
この現場は、さらに、
免震工法も可能か検討をしています。
そのために、この地盤調査結果が決めてになります。
ただただ、剛性を上げる耐震等級を上げる工法は簡単にできますが、
建物を固くするほど、内部の家具などの移動や破壊が激烈になり、
かえって家族の身体が危険になります。
建物を固くすると木造の固有振動数と合う周期になり易く、
キラーパルスで、増幅された揺れで、とても恐い思いをされることになります。