奈良市のM様、軒の出が深い1mの家になります
奈良県奈良市で、M様の家づくりを進めています。
敷地の造成工事が完成しましたので、
建物の細部の設計打合せを進めています。
一つずつ丁寧に、施主様の思いを設計に反映させています。
このM様の家の特徴は、大きな屋根(軒)の出です。
軒の出の標準を990ミリとして、このように一部は1445ミリと、
とても屋根(軒)の奥行を大きくとっています。
このことで、外壁に風雨がかかるおそれが少なく、経年劣化を少なくし、
美しい外観を長く保てるようにしていますが、
大きな窓に直射日光が入りにくくして、室内環境を快適にする機能が
あります。
設計者の私としては、なにより素敵な外観デザインになりますので、
このような軒の出の深い家を今後の標準にしようとの計画もあります。
(現在はランドマークは850ミリです。これでも、多くの家より大きいですが)
狭小敷地には難しい屋根デザインですが、奈良市内には
1mや1.5mの外壁後退の規制エリア(敷地境界のあき)が多く、
このデザインの家を建てることは、特に難しいことはありません。
奈良県は、関西でも比較的に広い敷地が多く、このような魅力のあるデザインの
家を建てることが可能になります。