家の使い勝手や、形は、模型が一番良くわかる
家づくりは、
建築主と、建築士の共同作業。
大体の傾向は、
旦那様は外観や居間の形、カッコ良さを求め、
奥様は台所や洗濯場や物干し場の具合などの「実」を求めます。
その際、みんなで、家づくりするなかで、
家の状況確認に欠かせないのが、「模型」
大きな1/50の、平面図の上に、壁や屋根を作っていきます。
こうすると、使い勝手りと、形がよく判ります。
大体の形ができてきます。
これは、2階と1階が分割できます。
そうすることで、間取りと、立体の形の感じがわかります。
次に、この家の特徴の、格子を作ります。
伝統的な町並みに欠かせないものです。
さらに、家の前の道に面した窓の、「子持ち格子」を作ります。
桧の角材で、一つずつ製作です。
大体の形が見えてきました。
1階だけで取り外して、眺められます。
これで、主婦の家事の動線を確認します。
樹木も、売ってはいますが、「かすみ草」を束ねて、樹を作ります。
屋根瓦は、「スクリーントーン」を貼って、色をつけます。
ここで、注意は、あまり色を多くつけないことです。
このたび、写真が間に合いませんでしたが、この模型に合う自動車を
大阪、森之宮のミニカー店まで買いに行きました。
そこは、ミニカーの販売だけでなく、オリジナルの模型自動車のメーカーで、
建築模型にあわせ、住宅メーカーに特注のミニカーを納めています。
CG(コンピューター・グラフィック)などの、3次元の絵で家を見ることもでき
ますが(弊社にもあります)、模型が、リアルに表現できて、
打合せに有効です。
毎回、作ってるわけではありませんが、必要に応じて、
お客様との、家づくりに活用しています。