フランク・ロイド・ライト とは・・・
フランク・ロイド・ライト とは・・・
世界屈指の建築の巨匠として知られています。
彼は、生涯に1191にものぼる作品を遺し、建築以外に、家具やグラフィックスデザインにも
及びます。
1893年、ライトは26歳にして独立。初仕事のウィンズロー邸を完成しました。
「ウィンズロー邸は、プリマ・ヴェラが満開になったような衝撃を広大な田園風景の中に与え
ました。それは、オークパークやリバーフォレストでは、まったく新しい世界だったのです。
その住宅は近隣の者も遠方の者をも魅了しました」(F・L・ライト自伝)
こうして、1893年から1910年の間、有機的建築の建築家として彼の名は確立されていき
ました。
「不毛の時代」
1910年から1935年、この時代はライトにとって、経済的にも個人的にも不遇の時代でした。
しかし、この時代、彼は、ウィスコンシン州の祖先の地、ウェールズに自邸「タリアセン」を
建設しました(ウェールズ語で「輝ける額」)。
E.J.カウフマン邸(落水荘)・・・(森の滝の上に張り出した、大胆なバルコニーが特徴)
ジョンソンワックス本社ビルの設計などで、エネルギーに満ちた想像力は再び一気にはじけ
ました。
それは、大胆不敵であり、絶妙な美しさでもありました。
<写真は版権の関係で、この夏に現地に行き、後日、その優美な姿をご紹介します>
住宅以外にも、NYのグッゲンハイム美術館、ベスショーロム教会、マリン郡庁舎などの
著名な作品が見られます。
有名なニューヨークのグッゲンハイム美術館も作品のひとつ
ライトは、浮世絵を賞賛するなど、日本の文化にも関心をもち、
建築作品も遺しています。旧帝國ホテル、旧山邑太左衛門別邸など。
<旧帝国ホテル・・・今は、明治村に保存>
その、 「フランク・ロイド・ライト」 の偉業は、
彼の自邸兼スタジオのある、アリゾナ州の 「タリアセン」 で、創立された財団
「フランク・ロイド・ライト財団」 で継承されており、
日本では、 「オーガニックハウス」 として、ライセンスを取得された会社の、
奈良県の 「正統なサブライセンス」 を、ランドマークが取得しました。