橿原市の I 様、棟上げをさせていただきました。
奈良県橿原市で一戸建て住宅を建てるランドマークです。
このたび、 I 様の住宅の棟上げをさせていただきました。
一般的なビル建築と異なり、木造住宅の場合は、足場を先行で設置します。
予め精密に加工された木材(プレカット)のため、速やかに組み上がります。
建て方工事の順番に宵積みされた木材が、次々に搬入されます。
昼には2階まで、組みあがります。
手際が良い作業で、大工さんとレッカー車のオペレータの息はぴったりあっています。
さらに、屋根の上に垂木という野地(屋根の板)の下地を並べて打ちます。
ここからの構造が特許遮熱構造になり、一般的な家とは異なる構造になります。
灼熱の太陽光の熱を遮断するアルミシートを垂木の上に設置します。
さらにその上に2層目の垂木を打ち、反射した熱を屋根に逃がす空気層を設けます。
その上に、野地板(屋根の板)を打ち、屋根の構造が仕上がります。
この大工さんたちは、いつもの工事で手慣れています。
これで、車のサンシェードのような効果になり、真夏の暑さも真冬の寒さにも
家を守ることになります。
特許の工法で、会員会社のみできる工法です。
屋根裏からはこのようにアルミシートが見えます。
このアルミシートには、後日、硬質なウレタンを吹き、完璧な断熱もなります。
バルコニーも現れました。
眺めは期待どうりで素敵です。
家から各方面の山々の見え方を念頭に設計をしました。
今日は天候にも恵まれ、無事に棟上げが出来ました。