■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 「和室を中心にした間取りの考え方って、どんなふうにするの?」
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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🏠「和室を中心にした間取りの考え方って、どんなふうにするの?」
和室といえば「客間」や「仏間」といった“添え物”のように扱われがちですが、
実は和室を「中心」に置いた間取りこそ、日本人の暮らしにフィットした
美しく、機能的な住まい方が可能になるんです。
🌿和室を中心にすると暮らしに“間”が生まれる
和室は「床に座る文化」「仕切れる空間」「四季を感じる演出」など、
西洋的なLDKとは異なる**“間(ま)”のある空間構成**が特徴です。
たとえば…
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朝の陽ざしを障子越しに感じながら和室でひと息
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お昼はお子さまが遊ぶ畳スペースとして
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夕方には洗濯物を取り込んで一時的な家事室に
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夜は来客の寝室や、布団を敷いておばあちゃんの居室にも
つまり、1部屋で“何役”もこなす柔軟性が和室の魅力です。
🏡和室を「間取りの中心」に配置する利点とは?
✅ 家族の距離が自然に近づく
和室をリビングとつなげることで、
“ごろん”と寝転がれる休息スペースが生まれ、
子どもも大人も自然と集まる「居場所」になります。
✅ 客間にも寝室にもなる
急な来客時も「ちょっと座ってお茶を」という空間として便利。
布団を敷けば、すぐにゲストルームに変身!
✅ 美しさと落ち着きを演出
和室には“静”の美しさがあります。
吊押入や床の間、畳縁の意匠が住まいに品格を与えてくれます。
🧭設計のコツ:和室を“浮かせない”
和室を中心に設計する場合、
**「和室を間取りの一部として“溶け込ませる”」**のがポイントです。
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LDKと一体化しやすいよう、引き戸で開閉自由に
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南向きや中庭に面する位置に配置して、光と風を取り入れる
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畳の色や建具の素材を、他の部屋と統一感のあるトーンに
など、和の良さを活かしながらも現代の暮らしに寄り添う工夫が求められます。
🌸ランドマークの設計士から一言
和室は“古い”ではなく、“日本人の原点”。
私たちは、畳の香りや障子の陰影、四季の風が通り抜ける感覚を
今の住まいに美しく取り入れる設計を心がけています。
ご家族のライフスタイルに合わせて、
「現代和風」「モダンな和室」「仏間を兼ねた和室」など、
様々なご提案が可能です。
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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