総額がいくらか(坪単価ではありません)
ひょっとして、騙されてはませんか?
建築業界では、坪単価について、明確な基準がありません。
坪25万円とホームページで表示してる大手住宅メーカーがありますが、
その金額で建った家は見たことがありません。
【坪単価】とは、【金額】を【坪数】で割り算したものです。
言うまでもなく、坪数が多いほど【坪単価】は安く 「表示」 できます。
【本体価格】をいくつかの項目に分けて表示をしますと、
坪単価を【安く】く表示できます。
しかし、お客様が支払う費用総額は、まだまだあります。
1.標準本体以外の追加オプション工事
2.基礎補強工事
3.屋外給排水設備工事
4.外構造園工事費
5.設計費、建築確認申請等の諸官庁手続費
6.家具・照明器具・カーテン・エアコン
7.諸経費
8.登記申請費(土地・建物表示保存・抵当権設定)
9.火災保険代
10.ローン利用料
11.印紙代
12.給水分担金
13.土地斡旋手数料
次に、坪単価のマジックですが、
建築業界には 【施工床面積】 という言葉があります。
【建築基準法で含まない面積】をカウントし、
坪数を多くしますと、坪単価を安く見せかける効果があります。
本来、床面積に含まない、
1.玄関ポーチ
2.テラス
3.バルコニー
4.吹抜け
5.陸屋根の屋上
こういった部分は、本来“床面積”に算入しないものです。
このように、坪単価を安く見せるために、
総額がいくらか、よく注意して、正しい判断をしたいところです。
ポイントは、【全部でいくらかかるか】です。
坪単価で魅かれて、営業マンと人間関係ができてしまっては断りにくくなります。
私がお勧めしているのは、
まやかしの坪単価ではなく、【本当に総額が判る】ように、
弊社が仕様書を作り、建築会社の見積もりを査定するのです。
個人では見積の比較はできません。相見積もりをしても意味がありません。
仕様書が無ければ、見積もりの比較はできません。
特に、木造では、坪単価にあわせた建物が簡単に出来るのです。
仕様書や設計図がないと見積比較ができません。
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・・・建築士を味方にすると、本当にあなたのためになる
後追いの営業はしません。 ご安心下さい。