家の設計を使用されて、光栄です。
奈良市で家づくりをするランドマークです。
以前、私の管理するマンションの植栽が盗難になった際の、植木やさんの反応。
「その人を褒めてあげよう」 とのこと。 「酒でも飲ませてやれ」 ・・・・ と。
怒ってはいけません。 盗られるほど、評価されたわけですから ・・・ と。
家づくりをする中で、ご縁のある方々といろいろなことが起こりますが、
「売る」 のではなく、 「ご一緒の家づくり」 に徹すること、
愚直に、建築主様の家づくりに最善を尽くすことが、私の家づくりの基本です。
今年、建築主様と一緒に、家づくりをし、次のプランを作成しました。
吹き抜けと、大きなガラス窓のある、住み心地の良い家。
機能的なプランの工夫の数々。
雨の日も洗濯物がぬれないバルコニー、軒の出が深く、外壁の傷みが少ない家。
奥様の住み心地を最大限に考えたプラン。
そのうえ、デザインが優れた家。
これは、 「キーストン」 というデザインと住み心地に価値のある住宅で、
世界的な近代3大建築家、フランク・ロイド・ライトの正統なデザインコードによる家で、
フランク・ロイド・ライト財団の 「正統なシリアルナンバー」 が付与される家です。
計画途中でキャンセルになりましたので、快くお受けしましたが、
結果確認のため、後日、現地に行きますと、
全く同じ設計と言ってよい家が建っていました。
フランク・ロイド・ライトのデザインコードに似つかわしくない窓などにより、
その良さが滅殺された家になって、残念でなりませんでした。
仕事が取れない残念でなく、デザインがご理解いただいてない、変り果てた
ものになり、建築主さんに説明不足で残念で・・・。
ただ、私の設計を使用されたことには、光栄と、
その意味では、なんら気落ちはしていません。
評価いただき、感激感激です。
同様の事例が、あります。
フランク・ロイド・ライトの正統なライセンスの裏付けのない建物ですが、
外観は、フランク・ロイド・ライトの作品である、帝國ホテル。
内部は、氏のデザインした、照明スタンドも、そのまんまです。
これは、有名な会員性リゾートのホテルで、拙宅にその案内が来ていました
「フランク・ロイド・ライト」 とい名称を全く使用していないので、
ギリギリセーフのようです。
もしかすると、そのようなライセンスがあることをご存知でないものとも思われます。
知的財産権ですから、無断使用ですと、ライセンス元はアメリカですから、
訴訟になりますと、
日本のそれとは2~4桁は違う損害賠償の対象になるはずです。
フランク・ロイド・ライトの家のデザインは、それだけ、価値の高いものになり、
多くの建築関係者が好きなデザインで。知らない人は、まずいません。
大手住宅メーカーも同様に、そのまんまの商品があります。
ライトの名前は使用されてなく、ライセンス上は問題ありません。
また、一般の、ランドマークの家も、知的財産は設計者として保有していますが、
無断使用された場合は、評価していただいたことを光栄と懐深く解釈し、
喜んでいます。
今年は、少なくとも1件、デザインやプランを盗用されましたが、
それだけ、ランドマークの家が評価された証になります。
工務店直接契約の、 「価格と安心の価値」 のしくみが、ランドマークの特徴です。
ランドマークに、家づくりの相談にお越しください。