土地探しからの家づくり。ランドマークが提案します。

奈良県で、家づくりをするランドマークです。

このたび、S様の倉庫の建築のため、土地探しからしています。

 

ご希望エリアは、なかなか絞り切れない中、

親交のある老舗の不動産業者さんの元付の、不動産情報があり、

まず、その資料を取り寄せしました。

IMG_3826.JPG

このように、土地の地図や、面積、金額、用途地域、下水・上水など、

まず必要な項目は網羅された情報が届きます。

 

そこで、必ずしますのは、現地に行き、その状況をつぶさに確認することで、

IMG_3259.JPG

IMG_3260.JPG

様々な角度からの写真を撮り、現況を踏査します。

IMG_3261.JPG

この敷地は、前面道路に側溝があるので、その橋の架け直しをすることにして、

その費用の計上や、道路法24条施工承認申請が必要になります。




S22C-617040920430_0001.JPG

 
S22C-617040920440_0001.JPG

 次に、登記簿を取り、公図、地積測量図もとりますが、

この物件は、地積測量図があるものの、「残地」扱いで、実測面積や形状が

判らず、建物の企画ができませんので、

S22C-617040920441_0001.JPG

市役所の資産税課で「地番図」をとりました。

 

後日、ご説明しますが、登記の公図や、地積測量図で敷地の実測図の

状況がわからない場合があり、

その場合は、市役所の「地番図」を取ります。

 

市役所は、おそらく航空写真をもとに地番図を作成してますので、

ほぼ実測の参考になります。(若干の誤差は覚悟で)

S22C-617040920442_0001.JPG

その図をスキャンして、TIFFファイルから、このCADのデジタルデータに

変換します。

この、ラスターデータである、紙ベースの図をCADのベクターデータに変換できる

のは、弊社のCADの特徴で、高価ではありますが、

敷地図や、開発造成工事の企画に威力を発揮します。

 

この結果、登記面積は、566㎡ですが、実測はおそらく591㎡である誤差が

判明しました。

S22C-617040920450_0001.JPG

ただ、あまりに希望からは大きすぎでしたので、2分轄して売っていただくように、

分轄の計画図を作成し、

S22C-617040920461_0001.JPG

その図に、建物の配置計画を入れてみました。

 

売り主に、敷地分轄の交渉をして、いただくように打診していただきました。

希望の規模と金額の土地を購入することにできるのは、設計事務所ならではに

なります。

 

結果ですが、この直後、この敷地を分轄せずに、全体を購入したいという、

「不動産購入申込書」を差し入れた第三者があり、

購入できませんでした。

 

このことから判ることは、

希望の土地を得る為に、建築士の事務所は有効ですが、

希望の土地が見つかった場合は、

できる限り早く企画をして、ご判断いただき、

「不動産購入申込書」を出す必要があることです。

 

弊社の分譲地の場合は、売り主として、「売り止め」は可能ですが、

他社の物件は、競争になります。

 

このたびは、購入できませんでしたので、継続して、土地探しをすることになります。

 

このように、土地探しも、不動産会社にお任せ、紹介ではありません。

しっかり、ご提案させていただき、ご一緒の土地探しになります。

<奈良県の家づくりは、土地探しからランドマークにご相談ください>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA