国の基準を超える家 001 耐震等級の怪

耐震等級が高ければ良いわけではありません。

実は・・・耐震等級の神話は、考え物で危険です。

耐震等級が高すぎると、かえって、家族の身体を守れません。

「建物を守るか」 、 「家族の身体を守るか」 の考えをしっかり整理しましょう。

そのわけは?・・・・・・・・

このたびは、驚異の「減震ベース」(制震構造)についてのご説明です。

家造りの際に、一生の家ですから、いろいろな要素を付け加えたいものですね。

高い耐震等級もその一つですね。

耐震等級を高くするのは簡単なことです。

耐震壁をたくさん設けることや、柱・梁などの仕口(接続部)の金物の使用で

できます。

524719.jpgしかし、実は、耐震等級を高くすることで、安心と思いがちですが、

建物を固くすることで、かえって家族を危険にさらす恐れがあります。

家の外側は、固くて強くした場合、建物はがんばってますが、

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家の中では、食器棚が倒れ、テレビが吹き飛び、

508469.jpgテーブルが壊れます。

「家」を守るのか、「家族の身体」を守るのか、今いちど、考える必要があります。

自動車に例えますと、家族を自動車に乗せるとき、

373315.jpg足周りのバネが「固くて強いダンプ」に乗せるでしょうか、

ガンガン揺れますね(車は強いですが)。

882683.jpg足周りの「柔らかい、空気バネのバス」に、家族を乗せませんでしょうか。

バスは揺れが少なく、身体に優しい乗り心地で、安定してます。

答えは、決まってますね!!!

いたずらに、家を「固く」して踏ん張るのは誤りで、

建物は「柔軟」で、強くて優しくあるべきです。

柳に風です。

興福寺や法隆寺の五重の塔が今までの地震に壊れず、内部の物も無事だったのは、

地震の加速度を逃がし、柔軟に構えてるからになり、歴史が証明してます。

ただただ、固く強くすることにこだわらず、バランスの良い家になることが大事で、

「制震構造」が地震にとても有効になります。

これが、減震ベース工法(制震構造)です。

この驚異の減震ベース工法は、安価でありながら、建物を守る上に、

建物にかかる地震加速度を大きく減らし(揺れを減らし)、

家内部の家具や電気製品など、凶器になるものの転倒をなくしますので、

家族の身体を守ることになります。

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これが、「家」を守るのか、「家族の身体」を守るのかの意味になります。

ただただ、安易に耐震等級を高くして、建物を固くするのは、危険で間違いです。

柔軟な家、家族に優しくしなやかで強い家、減震ベース工法の家は、

当地では、ランドマークだけが可能な工法になります

<奈良県の地震に安心の家、施主側にたった家造りは、ランドマーク>